ソフトバンク・ヒューマンキャピタル運営
転職サイト『イーキャリア』、【女性の転職に関する調査】を実施
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(東京都港区、木崎秀夫・代表取締役社長兼CEO)が運営する、転職サイト『イーキャリア』は2010年2月12日から2月15日の4日間、転職経験者もしくは転職活動中の25歳から34歳の女性の有職者に対し女性の転職に関する 調査を行い、計400名の有効回答を得ました。
【 アンケート総括 】
◆ 「転職したいと思う」転職経験者の59.8%
◆ 現在の仕事には「満足している」が約6割
転職経験者358名に、現在転職をしたいと思うか聞いたところ、「現在転職活 動中(7.5%)」を含む59.8%が「転職したいと思う」と回答しました。
同様に、現在の仕事にどの程度満足しているか聞いたところ、『満足している』 が61.2%(「とても満足している」7.0%、「やや満足している」54.2%の合計)となり、6割以上が現在の仕事に満足していることがわかりました。
◆ 現在転職活動中の人の転職理由「年収アップ」が53.6%
全回答者400名に、転職をした理由もしくは転職活動をしている理由を複数回答 で聞いたところ、「勤務時間や休日など待遇の良い職場で働きたいから」が43.3%、次に「やりがいのある仕事をしたいから」39.3%、「人間関係の良い職場で働きた いから」38.8%、「年収をアップさせたいから」38.3%という結果となりました。
現在の貯金額を「答えたくない」(81名)を除いた319名に聞いたところ、「1か ら100万円未満」33.5%、「100から200万円未満」21.6%、「200から300万円未満」 14.4%となりました。貯金額の加重平均をみると、全体で215.1万円、雇用形態別 でみると、正社員で246.4万円、契約社員/派遣社員で165.2万円となっています。また、「現在転職活動中」の人では192.7万円、「転職をしたことがあり、転職したいと思わない」人では249.8万円と、貯金額に50万円以上の差がありました。
◆ 転職の際の重視ポイント トップ3「給与」「休日」「勤務時間」
次に、転職する際、最も重視するポイントを複数回答(5つまで)で聞いたところ、「給与」が82.3%と8割を超え、次に「休日」63.8%、「勤務時間」61.5%が続きました。未既婚別でみると、既婚者では未婚者よりも「勤務時間」「福利厚生が整っている」「産後に復帰しやすい」がそれぞれ10ポイント近く高くなっており、「職場の雰囲気」では未婚者が既婚者よりも10ポイント高くなっています。
◆ 未婚女性「結婚・出産をしても仕事を続けたい」30代前半で4割
◆ 育児と仕事を両立する場合に気にするポイントは「急な早退や休みが可能かどうか」78.1%
未婚者320名に、結婚・出産をしても仕事を続けたいと思うか聞いたところ、「結婚をして子どもができたら一旦は仕事を辞め、子どもが大きくなったら仕事をしたい」が41.6%、「結婚して、子どもができても仕事を続けたい」35.6%となりました。年代別でみると、20代後半では「結婚をして子どもができたら一旦は仕事を辞め、子どもが大きくなったら仕事をしたい」がトップで46.8%、30代前半では「結婚して、子どもができても仕事を続けたい」がトップで41.6%となりました。
「結婚して、子どもができても仕事を続けたい」と回答した114名に、実際に子どもを育てながら仕事をすることになった場合、職場でどのようなことを気にするか 複数回答で聞いたところ、「急な休みや早退が可能かどうか」78.1%、「職場の人が育児に対する理解があるかどうか」74.6%が7割を超えました。年代別でみると、20代後半では「職場の人が育児に対する理解があるかどうか」で 80.8%と30代前半よりも10ポイント以上高く、また、30代前半では「育児休暇取得後復帰するにあたり、体力がついていけるかどうか」が32.3%と、3人に1人が体力に 関して気にしていることがわかりました。
「結婚して、子どもができても仕事を続けたい」と回答した114名に、育児と仕事を両立するにあたり、取りたいと思う資格を自由回答で聞いたところ、「医療事務」がトップで21人、次に多かったのは「簿記」10人、「ファイナンシャルプランナー」7人となりました。ジャンル別にみると53名が「福祉・医療・衛生」関係の資格を、37名が「法律・財務・経理」関係の資格を挙げており、この2つのジャンルの人気 が高いことがうかがえます。
◆ 育児と仕事を両立する場合に未婚女性が会社に求めるものは「育児休業給付制度」83.3%
「結婚して、子どもができても仕事を続けたい」と回答した114名に、実際に子どもを育てながら仕事をすることになった場合、会社に対してどんな制度やサポート体制を求めるかを複数回答で聞いたところ、「育児休業給付制度」が83.3%となり、「産前・産後休暇中の給料」64.0%、「出産手当金制度」59.6%、「育児時短制度」58.8%、「社内託児所」53.5%と多くが育児と仕事の両立のため、会社に対し各種制度やサポートを求めている様子がうかがえます。
また、年代別にみると、30代前半では「在宅勤務制度」が25.8%と4人に1人が在宅勤務制度を求めていることがわかりました。
◆ 最近注目している女性著名人「勝間和代」「米倉涼子」「菅野美穂」
最近注目している女性著名人を自由回答で聞いたところ、最も多く挙げられたのが、彼女に憧れる「カツマー」が去年の流行語大賞にノミネートされたことでも有名な経済評論家「勝間和代」で21人。次に多かったのは「米倉涼子」15人、「菅野美穂」14人となっています。「米倉涼子」はドラマや映画で、独特の交渉術で事件を解決しチーム内で実力を認められてきた女性を、「菅野美穂」はドラマで弁護士を目指し自分の道をひたすら突き進む女性をそれぞれ演じており、そういった仕事に一生懸命な生き方が注目されているのかもしれません。
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ソフトバンク・ヒューマンキャピタル http://www.softbankhc.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・2月25日