デジットがより多くの学生に場を提供
『WEBインターンシップ』サービス開始
デジット(東京都新宿区、舩川治郎・代表取締役社長)は7月1日から、従来の新卒採用手法の問題点を補完するプラットフォーム『WEBインターンシップ』(http://www.shukatsu.ne.jp/)のサービスを開始します。
『WEBインターンシップ』では、ウエブ上で受講できる「ラーニングコンテンツ」により、時間的・地理的な制約が解消され、より多くの学生にインターンシップの機会を提供することができます。さらに、「リアルイベント」により、直接的に学生に”働く”ということを伝えることができます。
サービスの特徴として、『WEBインターンシップ』では、ウエブのメリットを活かし、応募した学生は、いつでも、どこからでもインターンシップに参加することができます。従来の体験型インターンシップでは参加の難しかった地方大学の学生や研究で忙しい学生に対しても、インターンシップへ参加する機会を提供することができます。
また、従来の体験型インターンシップでは、場所・受入態勢・コストなどの制約により、インターンシップ応募者数と受入可能人数の間に大きな開きがありました。『WEBインターンシップ』では、ウエブを最大限に活用することにより、これまで以上に多くの学生にインターンシップへ参加する機会を提供し、「企業の仕事」、「働くということ」を伝えることができるようになります。
さらにこれまでの体験型インターンシップの中で、『WEBインターンシップ』をオンラインラーニングコンテンツとして活用することで、インターンシップに掛かる費用を軽減することも可能です。または、『WEBインターンシップ』の成績上位者を体験型インターンシップへ招待するなど、さまざまな連携が可能です。
近年、企業の採用活動は年々早期化し、現在では3年生の夏から秋にかけて、学生との早期コミュニケーションを目的としたインターンシップやワークショップ形式のイベントを開催する企業が増加しています。
今年は、2007年問題(団塊の世代の退職による人材不足)の影響で、更なる激化が予想されています。しかしながら、インターンシップを主催する企業にとっては、インターンシップ開催による業務負荷の増加に見合うだけの効果があるのかという疑問の声も多くなりつつあります。また、採用活動の早期化やインターンシップの重要性の増加が、学業優先という大学側のスタンスに波紋を広げています。
(例) 内々定の早期化に歯止めを掛けた昨年の「新規学卒者の採用選考に関する企業の
倫理憲章」の署名活動など
同社は、大学生のインターンシップ紹介会社として10年以上の実績を持つ企業であり、「WEBインターンシップ」には、そのノウハウが活かされています。企業側の新卒採用におけるさまざまなニーズをカバーし、かつ、大学側の学業優先・地域格差是正・社会教育理念をサポートするプラットフォームとして、1万人の大学生会員に提供を予定しています。
(デジット http://www.digit.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・6月30日)