インターワークス、2009年12月度・医療介護系の
平均賃金を発表(関東エリア)
インターワークス(東京都港区、河村直人・代表取締役)では、2008年5月からサービスを開始した医療と介護の専門求人サイト「医療介護ワークス」に掲載をしている約70社のデータから、2009年12月の関東エリアの職種別平均時給・平均月給の分析を行いましたので、結果をお知らせいたします。(※ 「医療介護ワークス」上で分類されているエリア、職種)
【 関東の状況、職種別傾向について 】
12月の関東地方全体の求人件数は4,982件、そのうち職種別求人件数で見てみますと、看護師が3,091件、介護・ヘルパー職は876件となりました。一方、12月の平均賃金を見てみますと、看護師の平均時給は1,575円で前月比マイナス8円、平均月給では266,091円で前月比マイナス7,324円となりました。また、介護・ヘルパー職の平均賃金を見てみますと、平均時給は1,087円で前月比マイナス21円、平均月給では187,409円で前月比プラス2,021円となりました。
【 今後の職種傾向について 】
近年、療養型の病院から一般病院や診療所への変換・閉鎖等により、療養病床の数が減少しております。これに対し、リハビリテーション専門病院は増加し、訪問介護施設は需要が高まっております。高齢者や交通事故等により発生した身体機能障害の回復のためのトレーニングは、家族の介護負担軽減や本人の社会復帰に向けて必要不可欠との認識が浸透しており、これに伴い理学療法士・作業療法士の需要が一層高まっていくことが予想されています。
【 キーワードランキングの傾向 】
求職者が医療介護ワークス上で検索したフリーワード上位20位の12月のランキングは、「託児所(1位)」、「無資格(2位)」、「寮(3位)」となりました。「託児所」は毎月上位20位以内に入る人気ワードとなっております。昨年の実績(1月〜3月、3位→6位→9位)からみても、新年度の保育所への入所申込手続きが本格化する時期という季節要因によるものと思われますが、不景気による世帯収入の不足や待機児童問題も絡み、順位がさらに押し上げられたものと考えられます。
最近の報道では、待機児童を減らすため、今年4月から保育所の面積や保育士の人数等が基準の範囲内であれば、それぞれの自治体の判断で定員を超えて受け入れる人数を自由に決めることが可能になると発表されており、主婦層の社会復帰を抑制する待機児童問題の解消に大きな期待が持たれます。
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インターワークス http://www.inter-works.jp /同社プレスリリースより抜粋・1月29日