レジェンダ・コーポレーション
2011年4月入社 企業の採用活動動向調査を実施
戦略的な人事業務をサポートするHRO(Human Resources Outsourcing)ソリューションを提供するレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役)は、2011年4月入社の採用活動を行う企業の動向について調査を行いました。
本調査は、2009年12月22日(火)から2010年1月6日(水)までの期間において、製造業、金融、不動産などの当社顧客企業45社の採用活動状況の実数を収集・分析しました。これによると以下の結果が明らかになりました。
1. 企業の応募受付人数 増加 昨年比約130%。 学生の早期化活動一段と進む。
2011年4月入社の採用活動を行う企業に、昨年(2010年4月入社)と今年(2011年4月入社)のWeb上での応募受付人数(エントリー人数)を尋ねたところ、12月31日時点の昨年同日比で129.2%となり、昨年よりもエントリー人数が増加していることがわかりました。同様に、10月31日時点、11月30日時点で比較すると10月31日時点では、150.4%、11月30日時点では140.0%とその増加率は減少してきており、エントリーしている学生の活動が早期化していることも想定できます。不況の影響から、就職活動に苦戦することを予想した学生が、いち早く・できるだけ多くの企業と接触しようとしていることが考えられます。
2. 企業は採用計画人数を絞り込む。採用計画人数、昨年よりも減少見込み(昨年比約80%)
また、昨年(2010年4月入社)と今年(2011年4月入社)の採用計画人数を尋ねたところ、今年の採用計画は昨年の80.2%となり氷河期が到来したと言われる昨年よりも採用計画人数が減少していることがわかりました。一方で、昨年の計画(2009年1月時点)とその実績の比較においては計画比89.8%となり、予定していた採用人数よりも更に少ない人数で採用活動を終了していることがわかりました。
企業は先行きの不透明感から採用計画人数を完全に固定することができず、景況がよくならなければ、今年の採用計画人数も実際には更に下回ることが推測できます。
3. 企業の説明会開催数 昨年比約80%。特に2月以降の減少大きく、今後の学生の参加厳しく。
さらに、今後の選考活動として、説明会開催の予定数を尋ねたところ、採用計画人数と同様に、昨年比80.8%に減少する見込みであることがわかりました。それを月別でみると、1月までの開催数は昨年とほぼ変わっておらず、開催予定数の減少率が大きく落ち込むのは2月以降であり、今後の説明会開催数において減少していくことがわかりました。これらの動向から、学生にとって今後の説明会への参加はこれまで以上厳しくなることが予想されます。
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レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・1月20日