パソナキャリア
「第2回 転職時の企業選びの基準」に関する調査結果を発表
パソナキャリア(東京都千代田区、渡辺尚・代表取締役社長)が2009年4月に続き、2009年10月に実施した『「第2回 転職時の企業選びの基準」に関する調査』の結果をご案内いたします。
【 調査結果概要 】
■ 転職をする際の会社を選ぶ基準(複数回答)は「仕事内容」「年収」「勤務地」が上位を占めた。一方で、最も重要な基準(単回答)は「仕事内容」「仕事のやりがい」「長く働けそうな会社かどうか」が上位となった。
■ 「年収」「勤務地」は企業選びの基準としては気になるものの、最終的な判断基準にはなりにくい傾向。
■ 前回調査と比較して最も大きく変動した項目は「年収」で、特に製造業界で大きな変化が見られた。
【 調査結果詳細】
転職をする際に会社を選ぶ基準(複数回答)として上位にあげられたのは、「仕事内容」「年収」「勤務地」「仕事のやりがい」「企業の雰囲気・風土」となりました。
また、会社を選ぶ最も重要な基準(単回答)を聞いたところ、上記とは若干順位が異なり、「仕事内容」「仕事のやりがい」「長く働けそうな会社かどうか」「年収」「職種」の順となりました。
ここで特徴的な点は「年収」「勤務地」「長く働けそうな会社かどうか」の項目です。「年収」「勤務地」は複数回答時には上位にあがりましたが、最も重要な基準では順位が下がっているため、企業選びの基準としては気になるものの、最終的な判断基準にはならないことがうかがえます。また逆に「長く働けそうな会社かどうか」は複数回答時には7位であるのに対し、最も重要な基準では3位となり、最終的な判断基準としては重要であることがうかがえます。
しかし一方で今回の調査では、最も重要な基準で「年収」は4位(7.3%)となり、前回調査(2009年4月)時の6位(4.9%)と比べて一番大きく増加しました。これは、景況感の改善により、転職者の志向が雇用の安定性から条件面に変化しているためと推察されます。
特に製造業界では、他業界に比べて「年収」の増加率が大きく、最も重要な基準で4位(9.7%)と、前回調査時の8位(1.9%)から大きく増加しました。製造業の景況感の回復が非製造業に比べて早い傾向が、転職者の意識にも反映されています。
【 調査の概要 】
■ 調査方法: パソナキャリアにご来社いただいた転職希望者に対してアンケート用紙にて回答を回収
■ 調査期間: 2009年10月1日〜2009年10月31日
■ 回答件数: 546件
◆ 調査結果に関する詳細: http://314.pasonacareer.jp/knowhow/blog/2009/12/14-2.html
パソナキャリア http://www.pasonacareer.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・12月15日