フジスタッフ、第3回ワーキングマザーアンケート実施
フジスタッフホールディングスでオフィス系の人材サービスを中心に展開するフジスタッフ(東京都千代田区、増山律子・代表取締役社長)は、同社が展開する女性の社会復帰支援プロジェクト「ff-woman」の活動の一環として、育児中女性を対象に「第3回ワーキングマザーアンケート」を実施しました。
【 調査概要 】
調査方法:フジスタッフff-woman サイト上で回答
調査対象:
末子が小学校6年生以下のお子さんをお持ちの働いている、または働きたいと考えている女性
調査期間:2009年1月10日〜3月15日
回答者数:962名
○ パパがお仕事の日にお子さんと過ごす時間 1時間未満が42.3%
お仕事の日にパパがお子さんと一緒に過ごす時間(パパのお仕事の日の平均/就寝時間は含まない)の最多は「1 時間未満」(33.5%)。「0時間」と回答した割合も8.8%ありました。「0時間」または「1 時間未満」と回答した方の合計が42.3%。全体的にみてお仕事の日にパパがお子さんと一緒に過ごす時間が非常に限られている家庭が多いことが分かります。地域別に見ると東海地方が52.4%でその比率がもっとも高く、続いて首都圏(東京・千葉・神奈川・埼玉)の47.8%、中国・四国地方の44.1%という結果になりました。
逆にパパがお子さんと一緒に過ごす時間が比較的長いのは、北海道と東北地方。北海道は「3時間以上」と「1〜2時間未満」がもっとも多く、ともに26.9%。東北地方は「1〜2時間未満」が35.9%でもっとも多く、次いで「2〜3時間未満」が20.5%という結果になりました。
○ お子さんの年齢とママの雇用形態
小学校1〜3年生のお子さんを持つ正社員比率は、その他の年齢のお子さんを持つ正社員率と比較して低い結果になりました(乳児を除く)。これには小学校に通いはじめるとお子さんの帰宅時間が早まり、親もそれに合わせて帰宅時間を早めなければならなくなる、いわゆる「小1の壁※1」が一因と考えられます。
一方、雇用形態が派遣社員、パート・アルバイトのママは、お子さんの年齢が上がるに連れてその比率が増加していきます。お子さんの成長や通園・通学の状況に合わせて、柔軟な働き方が選べる雇用形態を選択するママが多いことが分かります。時短勤務や週5未満の勤務、残業なしなどお子さんの状況に合わせて働き、育児と仕事を両立させたいと考える育児中女性の心理がうかがえます。
※1 「小1の壁」
共働きの家庭において子供が小学校に通い始めるのをきっかけに、親がそれまでの勤めを辞めたり、勤務形態を変更したりしなければならない事態になること。保育園の場合、延長保育制度が整っているため、急な残業が入ってもある程度遅い時間まで子供を預かってもらうことができます。しかし、小学校では学童保育の時間が午後5時から6時頃までが中心で、それ以後は子供だけで家に待たせるか、子供のために残業などを断って帰宅せざるを得ません。
■ 「ff‐woman プロジェクト」とは( http://www.ff-woman.com/ )
ff-woman は、育児中女性の悩みや不安を解消し、社会復帰の支援をしていくプロジェクトとして2004年10月にスタート。業界初の「託児サービス付き派遣登録会」開催の他、認可外保育料補助金制度、提携学童保育料補助金制度、提携託児サービス、ベビーシッター割引制度など、さまざまなサポートを行っています。当社の育児中派遣スタッフ数は、2008年3月末時点で3,500人となっております。また、2007年度よりスキルと経験を持った主婦スタッフを活用する「キャリアフレックス」事業を開始。優秀なスキルをもち、専門分野での経験を持った育児中女性の活用を提案しています。
※ 本リリースの詳細はこちらをご覧ください。
フジスタッフ http://www.fujistaff.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・4月3日