【マイボイスコム】職業観に関する調査
マイボイスコム(東京都千代田区、高井和久・代表取締役社長)は、『職業観』に関する調査を実施し、2008年8月1日〜5日に14,886件の回答を集めました。本調査結果について発表します。 http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/12110/ 【 調査結果・まとめ 】 時代の変化とともに働き方も多様化してきました。働く上で重視することや女性が働くことなど、職業に対する考えや価値観について聞きました。 現在何らかの職業に就いている人は7割で、「正社員」が32%で最も多くなっています。転職経験者は6割おり、回数別で見ると、「1回」が22%で最多、「2回」が14%で続いています。現在会社に勤めている人の勤続経験年数は、「5年〜10年未満」(20%)、「10年〜20年未満」(33%)がボリュームゾーンで過半数を占めています。 現在会社に勤めている人に、初めて入社する際に重視したことを聞いたところ、1位「勤務地」(48%)、2位「給与」(35%)、3位「勤務時間」(24%)となりました。また、現在働く上で重視していることを聞いてみると、「給与」(52%)がトップ、次いで「勤務地」(44%)、僅差で「勤務時間」(43%)となりました。トップ3の項目は『始めて入社する際に重視したこと』と同じですが、順位は変わっており、「給与」「勤務時間」を重視する傾向が強まっています。『初めて』で10%と比較的高く支持された「会社の知名度・イメージ」は、『現在』では2%にとどまっています。 女性が働くことについて、「就業し、結婚や出産などで一時的に家庭に入るとしても、再び働くのが望ましい」と回答した人が47%でトップとなっています。次位は「就業し、長く働くのが望ましい」(23%)です。 最近、さまざまな場で外国人労働者に接する機会が多くなりました。そこで外国人労働者に対する意見を自由回答で聞いたところ、「外国人だからということではなく、個人個人の能力・適性を評価したい」(男性・60歳)、「外国に来て、言葉を覚え仕事もして、とてもたくましい」(女性・51歳)、「異文化交流のためにとてもいい」(女性・36歳)といった好意的な意見が目立ちます。また、外国人労働者の低賃金問題などに関する意見も多く寄せられています。 ■ 自由回答は「外国人労働者に対する意見」 <コメント例> 【男性・60歳】 国内労働人口の減少を控えて、外国人だからということではなく個人個人の能力、適性を評価したい 【男性・59歳】 工場での勤務など若い人が集まらず、またすぐ辞めてしまう昨今の状況の中で外国人を雇う必要を感じています 【女性・15歳】 日本の技術が外国にどんどん流れていってしまう気がして嫌だ 【女性・38歳】 イントネーションで外国人の方だと分かった場合、きちんと日本語を理解してもらえるように、ゆっくりはっきり話すように心掛けています。外国人だからと毛嫌いする気はありません 【男性・40歳】 もっと待遇を改善して人口減少で低下する日本の活力を刺激する要因として外国人の雇用を積極的に考えるべきだと思う 【男性・28歳】 外国人労働者は日本人に比べてサービス精神が劣っているため、どうしても日本人と比べると、不親切に感じてしまう面は否めない。ただし、外国人労働者の労働力がなければ日本の社会が成り立たなくなっていることも事実 【男性・30歳】 それほど気にしない。コミュニティに取り込み、学校で勉強させることでよき隣人になりうると思う 【女性・18歳】 それぞれが一生懸命やっているので、そのような方たちを見るのは好きである 【女性・37歳】 一生懸命働いてくれるので、好感が持てる。ほんの一部の人が時々犯罪を犯すので、ある程度の監視の目は仕方ないかもしれない。不当な賃金で雇うようなことは絶対にやめて欲しい 【女性・52歳】 外国人に門戸を開くのはよいと思いますが日本人のワーキングプアーが叫ばれている現在少し考え直してもよいのではないでしょうか (他。全8,336件) ◆ 本調査「職業観に関する調査」結果の詳細: http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/12110/ ◆ すべてのアンケート結果一覧: http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/all.html ◆ マイボイスコムでは、本調査結果をより詳細に分析し、上記の自由回答を沢山掲載したレポートもご用意できます。 <レポートの販売ページはこちら> http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/report.html (マイボイスコム https://www.myvoice.co.jp/biz /同社プレスリリースより抜粋・9月11日) |