ソフトバンク・ヒューマンキャピタル
第4回 インターネット関連業界の職種別給与調査
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(東京都中央区、木崎秀夫・代表取締役兼CEO)が運営する、「インターネット」に強い転職サイト『 イーキャリアプラス 』は、2008 年6 月10 日〜6 月12 日の3 日間、インターネット関連業界に勤務する営業職の方、マーケティング職の方それぞれ100 名に給与アンケートを実施いたしました。 【 アンケート総括 】 本調査での、インターネット関連業界に勤める営業職の平均年収は581 万円、マーケティング職の平均年収は508 万円となりました。今回の調査結果は、本年3 月に実施した同様の調査に対し、営業職は540 万円から41 万円増え581 万円に、マーケティング職も505万円から508 万円へと増加し、業績賞与の影響が大きく反映される営業職では、前回調査結果との開きが見られました。いずれも、国税庁の民間給与実態統計調査(平成19 年9 月発表)による民間平均給与435 万円よりも高く、同時に営業職の581 万円は、民間給与実態統計調査での業種別平均給与で、最も平均年収額が高い、金融保険・不動産業の563 万円を上回ることがわかりました。 年代別の年収推移では、マーケティング職の20 代後半〜30 代後半の年収の伸びが顕著で、20 代後半の355 万円から30 代後半の658 万円へと堅調な年収増加が読みとれます。 また、営業職では30 代前半の605 万円が突出していますが、同部門で役職者となる人が、この年代に集中していることが大きな要因になっていると読みとれます。なお、今回の調査では、主任・係長クラスの平均年齢が32 歳となりました。厚生労働省発表による係長クラスの平均年齢が42.9歳(※)(厚生労働省:平成18年賃金構造基本統計調査)であることを考えると、インターネット関連業界では他業界よりも昇進スピードが速いことが読み取れます。 また、両職種における平均転職回数は、営業職が1.9回、マーケティング職が2.1回となり、転職前に経験している業界では、両職種ともに転職後と同じインターネット関連業界からが4割を超え、その他メーカーやサービス業からの転職者が比較的多いようです。なお、本調査は『イーキャリアプラス』が定期調査として企画している「インターネット関連業界の職種別給与調査」として実施しているもので、本年3月に実施した同様の調査に続くものです。当社では今後も継続的に同給与調査を実施していく予定です。 ※ 厚生労働省の平成18 年賃金構造基本統計調査では、課長クラスを最下級として発表しています。 ■ 平均年収 営業職 581 万円 マーケティング職 508 万円 ■ 平均経験年数 営業職 4.9 年 マーケティング職 4.1 年 ■ 主任・係長クラスの平均年齢 全体平均(営業職・マーケティング職合計) 32 歳 ■ 現在の会社に就職するまでの経験業界 【営業職】 インターネット関連: 40% メーカー: 23% サービス業: 20% 【マーケティング職】 インターネット関連:43% 通信・マスコミ:20% メーカー・サービス業:18% ■ 平均転職回数 営業職 1.9 回 マーケティング職 2.1 回 【 インターネット関連業界の職種別給与調査 調査概要 】 調査方法: インターネットアンケート 実施期間: 2008 年6 月10 日(火)〜6 月12 日(木) 対象地域: 全国 対象者: 男女200 名 回答者属性: インターネット関連業界勤務 営業職・マーケティング職各100名 (イーキャリアプラス調べ) ※ 詳細はこちらをご覧下さい。 (ソフトバンク・ヒューマンキャピタル http://www.softbankhc.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月25日) |