ワークポート、「人材紹介会社」調査報告
『人材紹介会社に対する認知度・求める情報調査結果』
ワークポート(東京都品川区、田村高広・代表取締役社長 CEO)は、リサーチ会社を通じて「IT・インターネット業界への転職に興味がある、もしくは考えている」首都圏在住の22歳〜39歳の男女に人材紹介会社に関する意識調査を実施しました。 その調査結果に、ワークポート利用者へのアンケートを基にした独自調査結果を加え、人材紹介会社に対する認知度および求める情報について分析結果をまとめました。 【 調査結果詳細 】 <調査概要> ■ 調査対象: 「IT・インターネット業界への転職に興味がある、もしくは考えている」 首都圏(一都三県)在住の22歳〜39歳の男女 ■ 調査機関: ネットリサーチ調べ ■ 調査期間: 08/04/28〜08/04/30 < 1. 人材紹介会社の認知度 > 〜90%以上の認知度があるものの、利用者は少数に留まる〜 「IT・インターネット業界への転職に興味があるもしくは考えている」首都圏在住の男女に対し「人材紹介会社の存在を知っているか」を訊ねたところ、「知っている」と答えた人は全体の91%にのぼり、人材紹介会社の認知度の高さを証明する結果となりました。 ところが、実際に利用したことがある人は全体の24%と少数に留まり、およそ7割の人が「知っているが利用したことが無い」と答えています。 転職時における人材紹介会社の利用はまだ一般的ではないものの、その認知度は確実に増しており、今後の利用者増加の可能性は非常に高いと言えます。 また、人材紹介会社の利用者の割合が3割に満たないにも関わらず、ワークポート利用者に実施したアンケートでは、複数の人材紹介会社を利用している人が多く、一社のみの利用は全体の25%以下という結果でした。中でも、人材紹介会社を初めて利用する人は1社もしくは2社の利用に留まる傾向が強く、人材紹介会社のサービスや利点を承知している人ほど、複数の人材紹介会社を併用していることを示しています。 人材紹介会社の認知度に比べて利用度が低い原因は、「敷居が高い」「システムが良く分からない」「自分が行ったら嫌がられるのではないだろうか…」といった、人材紹介会社に対して充分な理解を得られていないことにあると考えられます。このため人材紹介会社は、そのサービス内容やシステムを正しく理解してもらう努力や、気軽に利用できる環境作りなど、転職希望者に足を運んでもらうための改善に努めることが必要です。 < 2. 転職活動中に重視する人材紹介会社ウェブサイトのコンテンツ > 〜取り扱っている求人内容を重視する人が多い中、紹介会社の特徴や実績を重視する人も〜 人材紹介会社ウェブサイトのコンテンツ内で「転職を考えた際に情報として重視するコンテンツの順位」を調査したところ、上位は「求人検索」「詳細な求人情報」で、求人案件情報を求める声が半数を超える結果となりました。また、「求人検索を最も重視する」と答えた人は2位に「詳細な求人情報」を挙げ、「詳細な求人情報を最も重視する」と答えた人は2位に「求人検索」を挙げています。 このことから、人材紹介会社のウェブサイトも『求人サイトの一つ』という捕らえ方をする人が多く、より多くの案件を、より詳細に明示していくことが求められていると言えます。 求人案件を重視する人が多い一方で、「転職成功者の事例」を1位に選んだ人は2位に「紹介会社の特徴」を挙げる傾向が強いことも特徴的です。このような回答は、相対的にみると、紹介会社利用経験者に多いという結果も出ています。 < 3. 転職情報サイトから配信されるメールマガジンに期待すること > 〜マッチング率の高い求人案件と、希少性の高い情報が求められている〜 転職情報サイトから配信されるメールマガジンについて、転職希望者の要望・意向を調査したところ、1位は「自身のキャリアや細かい要望に沿った求人情報」であり、ウェブサイトのコンテンツと同様に、求人案件に対する要望が大多数となりました。 また、転職ノウハウや体験談・求人動向なども、個別の割合は低いものの、転職応援コンテンツとして合計すると約22%となります。「その他」でも、有給休暇の取りやすさ・離職率といった、普段はあまり外部に公開されないような、企業の内部事情に関する情報を求める声が目立ちました。 これらの結果から、転職情報サイトである利点を最大限に活かした「マッチング率の高い求人情報」と、人材紹介会社が保有する「企業や転職に関する希少性のある情報」の2つの側面から情報を配信していくことが、利用者の満足度向上に繋がると言えます。 ■ 詳細はこちらをご覧ください。 (ワークポート http://www.workport.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・6月12日) |