『AIが答えを出せない 問いの設定力』(鳥潟 幸志:著)クロスメディア・パブリッシングより刊行
クロスメディア・パブリッシングは、『AIが答えを出せない 問いの設定力』(鳥潟 幸志:著)を刊行しました。
クリエイティビティが磨かれる「一生使えるビジネススキル」
AFTER AI時代に求められる能力は「問いの設定力」「決める力」「リーダーシップ」「自分らしさ」
▼「問い」と「自分らしさ」を整理すると、仕事もキャリアも、うまくいく
本書は、日々変化する時代の中で、
「自分らしく生きていくために問いをどのように役立てることができるのか」を解説します。
著者は、グロービス提供の動画学習サービス『GLOBIS 学び放題』の事業リーダーを務め、
自らもグロービス経営大学院や企業研修で教鞭を執る鳥潟幸志氏。
AI時代に求められる能力として以下の3つが大切であると鳥潟氏は考えています。
1. 問いの設定力
2. 決める力
3. リーダーシップ
さらに、上記3つの能力の質に大きな影響を与えるものとして、
4 自分らしさ(≒自身の人生観、哲学、志など)
が、より重要だと指摘します。良い問いを生み出すのも、物事を決めるのも、
周囲を巻き込むのも、本人の内面にある価値観が大きく影響していくと思われます。
もちろん、先例や他人の考えを参考にする時があっても良いでしょう。
しかし、常に外部の情報に頼っていては自分で物事を考え、
決めて、周囲に影響を与えることは難しくなっていくのではないでしょうか。
そして、この「自分らしさ」を深掘りし結論を導くためには、
自身の内面に向けた「問いの設定力」が必要になります。
本書では、「問いの設定力」とは何か、そしてその鍛え方を詳しく解説しています。
■本書の概要
AIが答えを出せない 問いの設定力
著者:鳥潟幸志
定価:1848円(1,680円+税10%)
発行日:2024年4月1日
ISBN:9784295409472
ページ数:272ページ
サイズ:188×130(mm)
発行:クロスメディア・パブリッシング
■目次
はじめに AFTER AI時代のコア・スキルとは?
第1章 AFTER AI時代に求められる能力
AFTER AIの定義と時代の変遷
時代の変遷に合わせて、変化が求められる能力
「正解の発見力」から、「問いの設定力」へ
「判断を仰ぐ力」から「決める力」へ
「フォロワーシップ」から「リーダーシップ」へ
集団の“らしさ”に沿って生きる力から、「自分らしさ」に沿って生きる力へ
第2章 なぜ「問い」が必要なのか?
AIが答えを出せる「問い」、出せない「問い」
改めて「問い」の意味を考える
4つの問いの効用
偉人を突き動かした問い
日常に存在し、私たちに影響を与え続けている「問い」
第3章 「問いの設定力」を高める
筋の良い問いを設定するための5つの視点
1: イマ・ココで答えるべき「問いの設定力」
2: 適切な順番に沿った「問いの設定力」
3: ゼロベース思考の「問いの設定力」
4: 問いを進化させる「問いの設定力」
5:「自分らしさ」を再発見するための「問いの設定力」
第4章 「決める力」を高める
AIからの「もっともらしい提案」に決断を下すのは誰?
決めることは、怖いこと?
決めるに潜む、お化け
モノの見方 3原則と意思決定 3作法
モノの見方 3原則
意思決定 3作法
第5章 「リーダーシップ」を磨く
全員が意思を持つ組織へのパラダイムシフト
組織発展の歴史と、所属する人のリーダーシップへの影響
人はAIに従いたいか?
リーダーシップを身につけるために必要なこと
周囲を動かすパワーと影響力
第6章 「自分らしさ」に沿って生きる力とは?
「自分らしさ」に沿って生きるとは何か?
「自分らしさ」が求められる3つの背景
「自分らしさ」の定義
第7章 「自分らしさ」を再発見する、問いの設定力
「自分らしさ」を再発見するために求められるマインドセット
過去、現在、未来の3つの視点で自分を再発見していく
過去の自分を再発見する
現在の自分を再発見する3つのアプローチ
自分が未来へ向かっていく方向性を知る
おわりに 問い続けることの意味
巻末資料
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社クロスメディア・パブリッシング / 4月発表)