『M&A後の組織・職場づくり入門』(齊藤光弘、中原淳:編著)ダイヤモンド社より刊行
ダイヤモンド社は、齊藤光弘、中原淳:編著『M&A後の組織・職場づくり入門――「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか』を刊行しました。
M&Aを失敗させる「人と組織」の問題に
データに基づいた解決策を示す
人材開発・組織開発の専門家が、M&A後の統合プロセスにおける「人と組織」の諸問題と、その解決策を詳しく解説。「社員の不安や葛藤をマネジメントするには」「統合プロセスに対話が効果的な理由」など、経営層、経営企画担当者のみならず、現場マネジャー、人事担当者にも読んでいただきたい一冊。
■本書の概要
M&A後の組織・職場づくり入門
――「人と組織」にフォーカスした企業合併をいかに進めるか
編著者:齊藤 光弘、中原 淳
著者:東南 裕美、柴井 伶太、佐藤 聖
発行年月:2022年02月
定価:2,640円(本体2,400円+税10%)
ISBN:9784478112090
頁数:324ページ
判型/造本:A5並
■目次(一部抜粋)
CHAPTER1 「M&Aが日常化する時代」に知っておきたいこと
CHAPTER2 M&A後の統合がうまくいかない理由
CHAPTER3 人と組織の視点で進める「M&A後の組織・職場づくり」
CHAPTER4 〈解凍〉M&A前夜に取り組むアクション
CHAPTER5 〈変化〉M&A直後に取り組むアクション
CHAPTER6 〈再凍結〉M&A後3か月以降に大事にしたいアクション
CHAPTER7 楽天グループが実践するM&A後の「人と組織」の統合
CHAPTER8 M&Aスペシャリストが語る統合プロセスの乗り越え方
FINAL CHAPTER “組織づくりのレンズ”をPMIに活かす5つの重要ポイント
■編著者プロフィール
齊藤光弘(さいとう・みつひろ)
合同会社あまね舎/OWL:Organization Whole ─ beings Laboratory代表。組織開発カタリスト。企業における組織づくりや人材育成の領域で、現場支援と研究を融合させ、メンバーが持つ想いと強みを引き出すためのサポートに取り組む。組織開発や人材開発、コーチングといった手法を有機的に組み合わせながら、組織全体の変容と個の変容を結び付け、支援の実効性を高めている。M&Aのプロセスをサポートするコンサルティングファームのコンサルタント、事業承継ファンドのマネージャーを経て、東京大学大学院にて中原淳氏に師事し、組織開発・人材開発の理論と現場への応用手法を学ぶ。2020年3月まで國學院大學経済学部特任助教を務めるなど、大学でのリーダーシップ教育、アクティブラーニング型教育の企画・実施にも関わる。共著に『人材開発研究大全』(東京大学出版会)。
中原淳(なかはら・じゅん)
立教大学経営学部教授。立教大学大学院経営学研究科リーダーシップ開発コース主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。博士(人間科学)。1998年東京大学教育学部卒業。大阪大学大学院人間科学研究科で学び、米マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学准教授などを経て現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発・リーダーシップ開発について研究している。単著に『経営学習論』(東京大学出版会)、『研修開発入門』(ダイヤモンド社)、『フィードバック入門』(PHPビジネス新書)ほか、共著に『組織開発の探究』(HRアワード2019書籍部門 最優秀賞受賞、ダイヤモンド社)、『残業学』(光文社新書)、『チームワーキング』(日本能率協会マネジメントセンター)、『中小企業の人材開発』(東京大学出版会)ほか多数。
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ダイヤモンド社 / 2月発表)