コロナ禍採用第1世代となった2021年度新入社員、入社後半年時点のリアル
企業研修、人事組織コンサルティング事業を行う株式会社シェイク(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:吉田実)は、入社後半年の新入社員に焦点を当て、
・どのようなモチベーション状況にあるのか?
・彼らが入社後感じたギャップはどのようなものか?
・上記を踏まえて、今後どのような育成をすべきか?
・来年度の新入社員研修、育成において何を留意すべきか?
といった観点を探るために、約600名の新入社員を対象に9月中旬~10月上旬に実施したアンケートから分析・考察を行い、「2021年度入社 新入社員入社後半年レポート」を発行いたしました。
本プレスリリースでは、調査概要及び調査結果サマリーをご紹介いたします。
〈調査概要〉
調査対象者:2021年度新入社員 614名
調査期間:2021年9月13日~10月6日
調査方法:Webアンケートによる調査
〈サマリー〉
・Point1:仕事に対するモチベーションは高い。出社頻度がモチベーションに影響を与える可能性あり
「現在、仕事に対するモチベーションは どの程度ありますか?」という質問に対し、「どちらかというと高い」以上を選択した新入社員が全体の92%を占めました。
また、出社頻度とモチベーションの関係を見ると、全ての出社頻度においてモチベーションが「どちらかというと高い」以上の新入社員が90%以上を占めました。その内訳を見ると「週3~4回程度」以上出社している新入社員はモチベーションが「かなり高い」層が10%を超えたのに対し、「月1~2回程度」以下の出社頻度の新入社員は、モチベーションが「どちらかというと高い」層が50%を超えました。
・Point2:全く出社していない新入社員でも、34.6%は週2~3回程度同期とコミュニケーションをとっている
「配属後、どの程度の頻度で同期とコミュニケーションをとっていますか?」という質問に対し、「ほぼ毎日」と回答した新入社員が全体の40%を占め、最も多くなりました。一方で、「月1~2回程度」「ほとんどしていない」と回答した新入社員も22%いました。
出社頻度と同期とのコミュニケーション頻度の関係を見ると、週1~2回以上出社している新入社員は、ほぼ毎日同期とコミュニケーションをとっている場合が多い(43.9%)ことが分かりました。月1~2回程度しか出社していない新入社員は、同期とのコミュニケーション頻度も月1~2回程度となっている場合が多い(31.3%)一方、全く出社していない新入社員は週2~3回程度コミュニケーションをとっている場合が多い(34.6%)という結果になりました。
・Point3:職場環境や自分自身に対してよりも、仕事(量・内容・難易度)に対してギャップを感じている
「配属後、仕事や職場環境に対して配属前の想像とのギャップを感じたことはありましたか?」という質問について、選択した新入社員の人数が多い項目の上位3つは、職場環境や自分自身に関するギャップではなく、仕事に関するギャップでした。
・Point4:職場の上司・先輩とは良好な関係性を築いていると感じている。丁寧に指導され、段階的に仕事を学んでいると感じている
「あなたは、職場の上司・先輩と良好な関係性が築けていると思いますか?」という質問に対し、「築けている」または「どちらかというと築けている」と回答した新入社員が全体の97%を占めました。
「あなたは今、どのような育成を受けていますか?」という質問について、選択した新入社員の人数が多い項目の上位3つは、順に「確実にスキルや知識を身に着けるよう丁寧に指導されている」「周囲の人が常にサポートし、支援してくれている」「段階的に仕事の難易度が上がり、段階的に学んでいる」となりました。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社シェイク / 11月16日発表・同社プレスリリースより転載)