「テレワークでも生産性下がらない」日本人、外国人の約7割が回答
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するヒューマングローバルタレント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:横川 友樹、以下「当社」)は、新型コロナウイルスの影響でテレワークが広がっていることを踏まえ、Daijob.comの会員である日本人・外国人に「テレワークに関するアンケート調査」を実施しました。
【リリースのポイント】
- 日本人、外国人の約7割が「オフィス勤務と比べ、テレワークで生産性が下がらなかった」という結果に
- 生産性低下理由について、日本人は外国人より「直接の社内コミュニケーションがなくなる」と多く回答
- テレワークで大事だと思うもの、外国人が日本人より「成果へのこだわり」を多く挙げる
◆はじめに
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、テレワークを導入・検討する企業が急増しています。導入を進めるなかで、テレワークのメリットやデメリットが各種調査で明らかになりつつあります。こうした背景とポスト・コロナのテレワーク普及を踏まえて、テレワークにおける生産性と重要なスキルについて、日本人と外国人に当社はアンケートを実施しました。
◆調査結果の概要(一部抜粋)
■テレワークで生産性は下がらず、日本人、外国人ともに約7割
「テレワークの生産性」について質問したところ、日本人の45%が「上がった」、29%が「変わらなかった」と回答しました。外国人については48%が「上がった」、19%が「変わらなかった」と回答しました。日本人の74%、外国人の67%といずれも約7割の人が「生産性は下がらなかった」と感じているようです。
■生産性が下がった理由、日本人は「社内コミュニケーション減」、外国人は「通信環境」
「生産性が下がった理由」(複数回答可)について日本人に質問すると、最も大きな理由として「直接の社内コミュニケーションがなくなる」(57%)ことが挙げられました。
一方外国人にも同じ質問をすると、日本人ではその他を除き最も少なかった「オフィスと比べて通信環境に問題があるため」(51%)が最も多い回答となりました。
日本人と外国人を比較すると、日本人は外国人と比べ「直接の社内コミュニケーションがなくなる」ことを生産性低下の理由として認識している一方、外国人は日本人と比べて通信環境の問題を重視していることがうかがえます。
■テレワークでさらに大事だと思うものは、日本人・外国人ともに「自己管理能力」に
「オフィス勤務と比べ、テレワークでさらに大事だと思うもの」(複数回答可)について日本人に質問すると、回答が多い順に「自己管理能力」(82%)、「コミュニケーションスキル」(55%)、「生産性の高さ」(37%)となりました。
一方外国人にも同じ質問をすると、回答の多い順に「自己管理能力」(84%)、「コミュニケーションスキル」(56%)、「成果へのこだわり」(55%)となりました。
日本人と外国人の差がある回答を見てみると、「社内評価者への自己PR方法」については日本人の方が重要だと考え、「生産性の高さ」や「成果へのこだわり」は外国人の方が重要だと考えていることがうかがえます。
◆調査概要
調査期間:2020年4月10日(金)~2020年4月14日(火)
調査対象条件:Daijob.comに登録しているビジネスパーソン会員
有効回答数:497名
⎿ 日本人241人 (20代:14人,30代:46人,40代:81人,50代以上:100人)
⎿ 外国人256人 (20代:75人,30代:96人,40代:54人,50代以上:30人,無回答:1人)
調査方法:「Daijob.com」を通じたインターネット調査
調査主体:ヒューマングローバルタレント株式会社
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヒューマングローバルタレント株式会社 / 5月15日発表・同社プレスリリースより転載)