派遣会社へ応募後「登録に行かなかった経験がある」人は62.0%。不満・辞退理由 第1位は「応募した仕事と別の仕事を紹介されたから」~『派遣就業の実態調査』:ディップ
総合求人情報サイトを運営するディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨田英揮、以下ディップ)が運営する、ディップ総合研究所は、自社で運営するアルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」の会員3,193名を対象に「派遣就業の実態調査」を行いました。
※調査期間:2019年1月13日(日)~2019年1月16日(水)
<調査背景>
日本人材派遣協会の調査発表(※1)によると、派遣労働者数は2012年に底打って以降、増加傾向ではある一方、2018年就業者の平均年齢は「41.9歳」となり、直近5年で初めて40代に突入する結果となっております。
そこでこの度、まだ派遣就業をしていない20代、30代の求職者も含めた、派遣の求人への応募~就業までの実態や意識について調査を行いました。
※1 出典:2018年度派遣社員Webアンケート調査(日本人材派遣協会)
<調査結果 サマリー>
ポイント1.
応募後~登録までの不満・辞退の実態
・応募後に「登録に行かなかった経験がある」62.0%
・応募~登録までの不満・辞退理由 第1位は「応募した仕事と別の仕事を紹介されたから」
・希望の就業期間は、「応募後3日以内」31.4%、「応募後1週間以内」を含めると67.9%
ポイント2.
登録後~終業までの不満・辞退の実態
・登録後に「就業をしなかった経験がある」78.7%
・不満・辞退理由の第1位は「派遣会社から希望する仕事の紹介がなかったから」
・登録担当者への不満 第1位は「派遣会社都合の仕事を紹介される」52.4%
ポイント3.
就業後の辞退の実態
・就業後、満了前の退職経験者は43.7%
・満了前の退職経験者のうち、派遣期間「3~6ヶ月未満」の46.7%が「1カ月未満」での早期退職
■派遣会社側の採用力強化ポイント
「応募~登録までの不満・辞退」や「登録~就業までの不満・辞退」の理由に、求職者の希望や許容を把握できていない、希望や許容に沿った仕事を紹介できていないということが要因の1つとなっています。希望や許容を把握することと併せて、登録時の対応にも注意が必要でしょう。また、“就業希望の期間は早い”ということを前提に、スピード対応も必須でしょう。
その他、詳細データは記事本編でご確認いただけます。
<調査概要>
調査・分析:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上由加里
調査名:ディップ総合研究所「派遣就業までの辞退に関する実態調査」
調査手法:インターネット調査(バイトル会員)
調査対象:47都道府県在住者
調査実施時期:2019年1月13日(日)~2019年1月16日(水)
有効回収数:3,193サンプル
主な調査項目:派遣就業の実態調査「応募~登録までの辞退の実態、不満・辞退理由」「登録~就業までの辞退の実態、不満・辞退理由」
<報道に関するお問合せはこちら>
ディップ株式会社 広報担当
TEL:03-6628-4070 / e-mail:info@dip-net.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ディップ株式会社 https://www.dip-net.co.jp/ /3月8日発表・同社プレスリリースより転載)