「条件・仕事内容が希望と合わない」「面接官の態度・対応への不満」などを理由に 4割が「面接中」「面接後」の辞退経験あり。採用連絡は翌日以内、勤務開始は3日以内を4割強が希望~『面接後の辞退に関する実態調査』:ディップ総合研究所
総合求人情報サイトを運営するディップ株式会社(本社:東京都港区代表取締役社長 兼 CEO:冨田英揮、以下 ディップ)のディップ総合研究所は、1年以内にアルバイト・パートに応募をした経験のある、15~69歳の男女3,000人に対して「面接後の辞退に関する実態調査」を行いました。
調査期間:2018年9月6日~2018年9月10日
<調査背景>
パートタイム(通常の勤務時間よりも、短い時間で勤務するパートタイム労働者)の有効求人倍率が1.80倍(2018年12月時点※季節調整値)と高水準を維持するなど、求職者優位の労働市場となっています。採用企業は、こうした状況の中で、いかにして求職者の面接辞退や採用辞退を防ぎ、就業開始に結びつけるか、いわゆる「面接率」や「就業決定率」の向上が、大きな課題となっています。
この度、先日公開した前編(応募~面接までの辞退状況 に続き、面接実施後の辞退状況について調査を実施しました。
<調査結果 サマリー>
ポイント1.
面接をしたものの、求職者の41.4%が辞退
ポイント2.
面接中の辞退理由に「条件・仕事内容が希望と合わない」、「面接官の態度・対応への不満」が多数
ミスマッチが発生した「条件」は、「勤務時間・シフト」63.3%、「仕事内容」51.3%など
就業意欲が高まる面接官の対応は、「仕事内容の十分な説明」と「質問への丁寧な回答」が上位
ポイント3.
面接実施後の辞退理由は、「他の仕事が見つかった」42.1%、「採用連絡が遅かった」18.1%など
希望する採用連絡のタイミングは、「その場」+「当日中」24.2%、「翌日まで」44%など、スピードも重要に
■調査結果からわかる採用企業側の採用力強化ポイント
調査結果より、採用企業側にとっての「面接官の面接スキルの向上」や「面接から採用までのオペレーション改善」の採用力強化がポイントとなることがわかりました。具体的には「求職者の条件面の希望や仕事内容の不安や疑問をヒアリングする力」、「不安や疑問を解消する応答力」、「面接後早期に合否通知できる仕組みや権限移譲」などが挙げられます。
その他、「面接中」や「面接後~就業開始まで」の間に、求職者が不安に思う内容など、詳細データは記事本編でご確認いただけます。
<調査概要>
調査設計・分析:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 野嵜 愛
調査名:ディップ総合研究所「アルバイト・パートタイマーの面接後の辞退に関する実態調査」※後編
調査手法:インターネット調査(外部調査機関)
調査対象:47都道府県在住かつ、1年以内にアルバイト・パートに応募をした経験のある、15~69歳の男女
調査実施時期:2018年9月6日(木)~9月10日(月)
有効回収数:3,061サンプル
<報道に関するお問合せはこちら>
ディップ株式会社 広報担当
TEL:03-6628-4070 / e-mail:info@dip-net.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ディップ株式会社 https://www.dip-net.co.jp/ /3月1日発表・同社プレスリリースより転載)