日本のハイスキル IT 人材や管理職の給与、中国の半分近いケースも~『アジア5ヶ国・地域における1244職務の給与水準と、5171人の雇用実態調査』:ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン
外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:マーク・ブラジ、以下ヘイズ)は本日、アジア5ヶ国・地域における1244職務の給与水準(当社実績ベース)と、5,171人に対して行った雇用の実態調査の結果をまとめた「ヘイズ アジア給与ガイド」を発表いたします。
これは2008年から毎年行っている調査で、今年で12年目になります。
【主な調査結果】
- 昨年1年間の昇給率は日本が最も低く、3%以下の昇給との回答が約半数(46%)。一方でアジア5カ国・地域の平均では3-6%の昇給が最も多い(37%)。
- ハイスキル人材の年収においては、中国、香港、シンガポールの給与が日本を上回る傾向(当社実績ベース)
- 現在の給与に満足しているとの日本の回答は、大幅にアップし前年比25%増の61%
日本では深刻な人材不足を背景にIT人材を中心に多額の報酬を提示するケースも増え、日本の雇用の実態調査の結果では、給与に対する満足度が格段に高まっている事が明らかとなりました。
一方で、国境を越えた人材獲得競争が激化しているAIやIoT、ビッグデータなどのトップIT人材において、海外の企業は更に高額の報酬を支払っており、昇給率が前年比9割を超えるケースも見られました。
ヘイズでは、日本の競争力を維持するためにも同一労働同一賃金を初めとする雇用の制度改革を加速し、速やかに賃金を国際水準に見直す事を提言しています。
※「ヘイズ アジア給与ガイド」はこちらからダウンロードできます。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 http://www.hays.co.jp/ /2月7日発表・同社プレスリリースより転載)