ストレスチェックの回答方式、マークシート方式と手書き方式で誤記入の割合に大きな差。マークシート方式は7.8%の受検者で未記入・誤記入回答が発生も、手書き方式では1.2%に留まる~過去のストレスチェック受検者のデータ分析:ドリームホップ
人事・労務サービスを提供する株式会社ドリームホップ(東京都新宿区、代表取締役 稲垣義文、以下 ドリームホップ)が、過去のストレスチェック受検者のデータを分析したところ、マークシートより手書きで回答した方が、未記入および誤記入が明らかに減少することが判明しました。手書きによる回答を採用することで、集団分析データの正確性が大幅に向上し、職場状況を正確に把握できるようになります。この結果、職場環境改善対策もより効果的に進めることが可能となります。
■データ分析
21万人超の受検者データを基に、マークシートに回答する方式と手書きで回答番号を記入する方式を比較しました。
マークシート方式は、7.8%の受検者で未記入回答や誤記入回答(主に二重回答)が発生していましたが、手書き方式では1.2%にとどまりました。なお、受検率に大きな差はありませんでした。
この結果について弊社は、マークシート方式では視覚的に質問番号の読み違いが発生しやすくなることが原因であると分析しました。回答欄が小さいため、回答がしにくく、無意識に飛ばしたり、複数の回答項目を塗りつぶしたりする傾向があると判断しました。
一方、手書き方式は意識的に番号を記入する必要があるため、無意識に間違える受検者はほとんど発生しません。
ドリームホップでは、ストレスチェックにかかる全ての工程を自社で完結できます。専門家を正社員で雇用しているだけでなく、紙実施で利用する印刷・封緘工程も内製化しています。さらに、独自に開発した画像解析システムは、手書き文字の読み取り精度を99%以上に向上させました。
本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ドリームホップ https://www.dreamhop.com/ /12月18日発表・同社プレスリリースより転載)