インターンシップを実施している大手企業は8割、中小企業では6割強。インターンシップ未実施の理由は「対応できる人材・時間の不足」~『経団連による就活ルール廃止発表(10/9)に関するアンケート』:キャリアマート
ロボット活用による採用支援を行う株式会社キャリアマートは、大手就活サイトを利用して新卒採用活動を実施している全国の企業に向けて「経団連による就活ルール廃止発表(10/9)に関するアンケート」を実施いたしました。本調査では、インターンシップの実施状況やその理由についても回答を取得。調査結果では、人事担当に求められる業務効率化の実情が明らかになりました。
■インターンシップを実施している大手企業は8割、中小企業では6割強
「現在、インターンシップ制度を取り入れていますか?」という質問に対し、大手企業では8割、中小企業では6割強が既に実施していると回答しました。
■インターンシップを実施している理由の1位は「エントリー数の確保」
既にインターンシップを実施している企業への質問として「インターンシップの実施理由は?」(※回答は複数選択可能)と尋ねたところ、「採用に先立ってのエントリー数確保」の該当が最も多く、次いで「優秀な人材を獲得するのに有利」となりました。
■インターンシップを実施していない理由の1位は「対応できる人材がいない」
現在インターンシップを実施していない企業への質問として「インターンシップを実施していない理由は?」(※回答は複数選択可能)と尋ねたところ、「対応できる人材がいない」が最も多く、次いで「対応できる時間的余裕がない」となりました。
■今後もインターンシップの実施については「予定なし」「時期未定」が6割強
現在インターンシップを実施していない企業への質問として「今後インターンシップを実施する予定はありますか?」(※回答は複数選択可能)と尋ねたところ、「今のところ実施の予定はない」が29.6%、「検討中だが時期未定」が37%となりました。
■【中小企業】インターンシップの重要性が高まるも、人事増員は難しいという見解
中小企業に対し、「ルール廃止に伴い、御社ではどのような変化が生じると考えられますか」という質問に対し、採用に関する労力に関しては「大きくなる」と答えた企業が81.6%に達しました。また、同質問においてインターンシップの重要性に関しては「高まる」との予測が7割近くとなりました。
しかし上記にもかかわらず、人事担当者の増員は控える傾向が明らかになり、インターンシップの実施に二の足を踏む中小企業の現状が浮き彫りとなりました。
<アンケート調査概要>
2018年10月9日、日本経済団体連合が2021年春入社以降の新卒者を対象とする就職・採用活動のルール(いわゆる就活ルール)を策定しないことが決定されたことについて、Webアンケート調査を実施
調査期間:2018年10月16日〜10月26日
調査対象:大手就活サイトを利用し新卒採用活動を行う、全国の企業の採用担当者
回答件数:184件(うち、従業員数300名未満の中小企業からの回答は103件)
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株式会社地方創生
広報担当・近江
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(株式会社キャリアマート https://www.careermart.co.jp/ /11月22日発表・同社プレスリリースより転載)