月給額に満足していると回答したのは33.5%にとどまる。給与額の決定に影響を与える主な要因は「社長の主観的判断」~中小企業の給与に関する調査:あしたのチーム
AIを活用した人事評価クラウドで中小企業の働き方改革をサポートする株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役会長:髙橋恭介、以下「あしたのチーム」)は、中小企業の従業員を対象に給与に関するインターネット調査を実施いたしました。その結果、従業員は給与決定や評価基準が明確でないことに不満を持っており、評価基準が明確で、労働時間ではなく成果が評価される人事評価制度が求められていることが明らかになりました。
●給与に関する調査トピックス
≪給与体系の実態≫
■7割以上の方が、賞与やインセンティブによって年収額が変動する、不安定な給与体系である
給与体系として最も回答が多かったのは「月給制+賞与」63.8%。給与額が固定される「月給制(賞与・インセンティブなし)」は24.5%、「年俸制」は4.0%で、70.6%が賞与やインセンティブによって年収が変動する給与体系であることがわかった。
≪給与に対する満足度≫
■給与体系に「納得していない」が6割以上。3人に2人は月給額に満足していない。
自身の給与体系に「納得していない」と回答した方が61.8%。月給額に「満足している」の割合は3割強となり、3人に2人は月給額に満足していないという結果に。
■「金額が上がることがない」「金額が少ない」のほか、「パフォーマンスに見合っていない」「適正な評価金額でない」と、成果と月給額のギャップに対する不満が多い。「金額の決定方法が明確でない」も不満の理由に。
金額の少なさや、昇給の可能性がないことのほか、頑張りや成果と給与が連動していないことが不満につながっている。また金額の決定方法が明確に提示されていないことも従業員の不満のもとに。
≪給与額の決定と人事評価≫
■給与額の決定に影響する項目1位「社長の主観的判断」
給与額の決定に影響する項目として、最も回答が多かったのは「社長の主観的判断」36.3%となった。また自分の給与がどのように決められているか知らない人も約3割いることも明らかとなった。
■“正当な評価”とは? 1位「評価基準が明確」49.3%、2位「労働時間ではなく成果が評価される」34.0%
従業員が思う“正当な評価”とは、「評価基準が明確」な人事評価制度であることがわかった。また、働き方改革を背景に、成果への対価が支払われる「Pay for Performance」の考えに基づく人事評価制度が望まれているようだ。
●調査方法
【概要】
1.インターネット調査
2.従業員数10名以上300名未満の会社に勤める従業員、男女20歳~59歳を対象に実施
3.有効回答数:400人
4.調査実施日:2018年6月18日(月)~2018年6月19日(火)
【お問い合わせ先】
株式会社あしたのチーム 広報担当:佐藤
TEL:03-4577-3923 FAX:03-6478-8011
本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社あしたのチーム https://www.ashita-team.com//10月23日発表・同社プレスリリースより転載)