実態調査を行うことで、組織の介護リスクを常に見える化~仕事と介護の両立支援システム「LCAT」を正式発表:リクシス
高齢化社会において介護に関わるすべての人のQOL向上事業を手がける株式会社リクシス(本社所在地 東京都港区南青山2-26-32-1202 代表取締役社長CEO 佐々木裕子)は、ビジネスパーソンの仕事と介護の両立支援システム「LCAT」を正式発表し、本システムが、株式会社リクルートジョブズの同社従業員の皆様に対する仕事と介護の両立支援策の一環として、ご採用いただいたと発表しました。
2025年には団塊の世代に当たる約800万人が75歳以上の後期高齢者となり、認知症患者は700万から1300万人に達すると予想されています。就労者にとって仕事と介護の両立は自分自身の人生に大きな影響を与えうる課題であるとともに、企業にとっても働き手不足が予想される将来において、組織の安定性を担保する意味で重要な課題となっております。従業員の仕事と介護の両立に向けた準備をサポートすることは、多くの企業にとって喫緊の課題となりつつあります。
リクシスが提供するLCAT(エルキャット、Lyxis Care Assistant Tools)は、企業内従業員に対する定期的な実態調査を行うことで、組織の介護リスクを常に見える化し、同時に、各個人にいま必要な知識・アクションを精度高く継続的にお届けする、総合的な仕事と介護の両立支援システムです。
LCATは、(1)従業員自身が仕事と介護の両立に向けた自分の現状を把握するための「LCAT診断」(2)人事部門などの担当部署が組織全体の介護リスクや個々の従業員の状況(注1)を確認するための「LCAT HR」、(3)介護リスクの度合いに応じて内容が変わる、個々の従業員に行動を促すための「LCAT コンテンツサービス」で構成されています。
LCAT診断テストは、Webブラウザから利用可能なシステムで、介護の実務家・専門家が監修した約70問で構成されており、(1)従業員が利用できる介護リソース、(2)介護知識、(3)被介護者に対する理解を診断します。回答後の結果ページでは、介護までの切迫度、予想される仕事への影響日数などが提示されます。
LCAT HRは、LCATに対する回答結果を統計処理し、直感的に分かりやすいインタフェースでご覧いただけます。
LCATコンテンツサービスでは、従業員それぞれの状況に応じて内容が異なる動画や解説コンテンツをお届けし、診断テストから判定された現状の課題解決に向けた行動に踏み出すよう促します。さらに、コンテンツ提供から一定期間経過後に再度LCAT診断テストの受講を促すことで、組織全体の介護リスクの変化をモニタリングすることが可能です。
リクシスは日本の介護に関わるすべての人のQOL向上を目指す事業を手がけています。本日発表したLCATはその足がかりとなるサービスという位置付けとなります。
(注1)個人結果については、担当部署への情報開示を診断テストの過程で許諾した方の詳細のみ閲覧できます。
詳細は下記をご参照ください。
仕事と介護の両立支援システム「LCAT」について
株式会社リクシスについて
本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクシス http://www.lyxis.com//10月18日発表・同社プレスリリースより転載)