2018年6月転職求人倍率は前月比0.03ポイント増の2.43倍~今年度の中途採用活動が本番を迎え、求人数は2カ月連続で最高値を更新~(転職サービス「DODA(デューダ)」調べ):パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(旧社名:インテリジェンス、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2018年6月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2018年6月の概況
2018年6月の転職求人倍率は、前月比+0.03ポイントの2.43倍となりました。求人数は前月比100.4%、前年同月比109.6%となりました。転職希望者数は前月比99.2%、前年同月比109.6%でした。
業種別にみると、求人数が増加したのは9業種のうち「商社・流通」「サービス」「メーカー」の3業種となりました。求人数が特に伸びたのは、「商社・流通」(前月比105.3%)、「サービス」(前月比102.6%)でした。職種別で求人数が増加したのは、11職種のうち「営業系」「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「事務・アシスタント系」の7職種となりました。求人数が特に伸びたのは、「技術系(建築・土木)」(前月比105.2%)、「技術系(化学・食品)」(前月比104.8%)でした。
■解説 ~求人倍率は高い水準を維持。転職希望者にとって有利な市況続く~
6月も今年度の採用ポジションの募集を一斉に始める企業があったため、求人数は増え、2カ月連続で最高値を更新しています。例年7月は転職希望者数が増加する時期ですが、関西で発生した地震の影響を受けて関西エリアで転職希望者数が一時的に減少したことから、増加しませんでした。
4~6月にかけてさまざまな企業・ポジションで募集が開始されたため、7月の求人増加はやや落ち着くでしょう。例年7月は、転職希望者数が増加する傾向があるため、求人倍率は下降する見込みです。しかし、求人倍率の水準は引き続き高く、転職活動をするには非常に良い時期と言えそうです。(DODA編集長 大浦 征也)
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(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ /7月9日発表・同社プレスリリースより転載)