2018年3月のアルバイト時給、全国の平均時給は1,038円。前月比19円減、前年比36円増~前年同月比19ヵ月連続で上昇。「製造・技能」「飲食」などで新年度の人材需要による時給上昇:ディップ(バイトル調べ)
総合求人情報サイトを運営するディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨田英揮、以下ディップ)は、2018年3月のアルバイト時給データを公表しました。本調査は、アルバイトの求人情報サイト「バイトル」に掲載された求人広告データを元に集計したものです。
3月のアルバイト平均時給は、1,038円(前月比19円減、前年比36円増)となり、4ヵ月ぶりに前月を下回りました。エリア別においては、全エリアで前月を下回りました。職種別では、9職種中3職種が増加しました。
「バイトル」に掲載された仕事件数は約248,000件となり、前月比107%、前年比135.6%となりました。
なお、2018年3月発表分より、職種カテゴリを厚生労働省開示の9職種へ変更し、「2.職種別平均時給表」に詳細を掲載しております。変更に伴い、2016年1月以降の平均時給を9職種の新カテゴリで再抽出し、前月比・前年比を表記しております。
<トピックス>
【全国】 平均時給は1,038円(前月比19円減、前年比36円増)
全国の平均時給は1,038円(前月比19円減、前年比36円増)となり、4ヵ月ぶりに前月を下回りました。前年同月比では19ヵ月連続で上昇しています。なお、「製造」「エステ・リラクゼーション」などで経験者募集による時給上昇、「教育・保育」「教師・講師・インストラクター」「医療・介護・福祉」「ホール・キッチンスタッフ」などで新年度の人材需要、募集条件を変えた案件増加や時給上昇がみられました。
【職種別】 「飲食」は3ヵ月連続で増加
職種別平均時給は、「製造・技能」1,157円(前月比9円増、前年比229円増)、「飲食」973円(前月比6円増、前年比30円増)など9職種中3職種が、前月より増加しました。一方、前月より減少した職種は「サービス」1,109円(前月比51円減、前年比43円増)、「専門的」1,158円(前月比20円減、前年比109円増)などでした。なお、「飲食」は3ヵ月連続で増加しました。
高時給職種ランキングは、「モデル・エキストラ・芸能関連」1,490円が第1位となりました。
【エリア別】 全エリアで前月を下回る
関東エリアの平均時給は1,088円(前月比14円減、前年比41円増)となり4ヵ月ぶりに前月を下回りました。東海エリアの平均時給は1,017円(前月比16円減、前年比29円増)となり3ヵ月ぶりに前月を下回りました。関西エリアの平均時給は1,031円(前月比25円減、前年比29円増)となり、4ヵ月ぶりに前月を下回りました。九州エリアの平均時給は937円(前月比34円減、前年比34円増)となり、2ヵ月ぶりに前月を下回りました。
<この報道資料のお問い合わせ先>
ディップ株式会社 広報担当
TEL:03-6628-4070 / e-mail:info@dip-net.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ディップ株式会社 http://www.dip-net.co.jp/ /4月4日発表・同社プレスリリースより転載)