隠れ介護1300万人!介護は他人ごとではない。仕事と介護を両立させる人生の設計図~『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由』(酒井 穣:著)ディスカヴァー・トゥエンティワンより発刊
株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(取締役社長:干場 弓子、本社:東京都千代田区)は、酒井 穣:著『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由』を刊行しました。
いま介護をするために離職する人は、年間10万人を超えると言われています。「介護と仕事の両立が困難」「後悔しないように、親の介護をしっかりとやりたい」等が離職の理由としてあげられますが、そこには「介護に専念すれば、今よりは楽になるはず」という判断があるのが共通しています。しかし調査によると、介護離職をした人の70%がさらに負担が増えたと回答しているのが実情なのです。
企業の取締役を務めながら20年以上にわたって母親の介護を続けている著者が、豊富なデータと実体験に基づいて「仕事と介護を両立させる人生」を提案しているのが本書。「高齢者人口の増加と労働者人口の減少」という待ったなしの問題も念頭におき、著者の示唆に富んだ提言は「新たな人生設計」にまで及んでいます。
■本書の概要
ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由
著者:酒井 穣
定価:1,400円(税抜)
発行日:2018年1月26日
ISBN:978-4-7993-2214-7
判型:四六判・ソフトカバー/192ページ
発行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
■著者紹介
酒井 穣(さかい・じょう)
介護離職を防ぎつつ、質の高い介護を実現することを目的として設立された株式会社リクシス 取締役副社長 CSO。1972年東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。Tilburg 大学 TIAS School for Business and Society 経営学修士号(MBA)首席(The Best Student Award)取得。商社に勤務後、オランダの精密機械メーカーにエンジニアとして転職。帰国後、フリービット株式会社の取締役を経て独立。介護メディアKAIGO LAB編集長・主筆、新潟薬科大学 客員教授、KAIGO LAB SCHOOL学長、NPOカタリバ理事などを兼任。主な著書に『新版 初めての課長の教科書』(ディスカヴァー)、『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』(光文社新書)、『幸せの経営学』(日本能率協会マネジメントセンター)『曹操――乱世をいかに生きるか』(PHP研究所)など。
■目次
第一章 介護離職につながる3つの誤解
(1)介護離職をしてもなんとかなる
(2)介護離職をすれば負担が減る
(3)子どもが親の介護をすることがベスト
第二章 介護離職を避けるための具体的な方法
(1)介護職(介護のプロ)に人脈を作る
(2)家族会に参加する
(3)職場の支援制度と仕事環境の改善に参加す
第三章 介護を自分の人生の一部として肯定するために
(1)介護とは何かを問い続ける
(2)親と自分についての理解を深める
(3)人生に選択肢がある状態を維持する
◆書籍の詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン http://www.d21.co.jp/ / 1月発表・同社プレスリリースより転載)