外国人労働者と就業経験がある人は60%。一緒に働いて良かったことは「日本以外の文化を知るきっかけになった」64%が最多~『外国人労働者と一緒に働く実態とコミュニケーションの取り方について調査』:ディップ
ディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:冨田英揮)は、自社で運営する総合求人情報サイト「はたらこねっと」において、「はたらこねっとユーザーアンケート –外国人と一緒に働く実態とコミュニケーションの取り方について–」を実施しました。
厚生労働省が発表した日本で働く外国人労働者数は1,083,769人(2016年10月末時点)、2015年同期比では175,873人(19.4%)増加し、4年連続で過去最高を更新いたしました。アンケートでは、はたらこねっと利用者を対象に、今後増加していく外国人労働者との働き方やコミュニケーションの際の参考となることを目的として、外国人労働者と一緒に働く実態や、スムーズなコミュニケーションの取り方について伺いました。
外国人と就業経験がある人は60%
外国人の国籍は上位から中国、韓国、フィリピン、アメリカと続く
今まで外国人と一緒に働いた経験があるか尋ねたところ、1,523名のうち60%が「ある」と回答し(Q1)、一緒に働いたことがある外国人の国籍では、「中国」30%が最も多く、次いで「韓国」「フィリピン」「アメリカ」と続く結果となりました。(Q2)
また、外国人と一緒に働くことについては、「人材不足が緩和できる」、「異文化を知るきっかけになる」といった歓迎する声がありました。
外国人と一緒に働いたことで良かったことは、「日本以外の文化を知るきっかけになった」64%が最多
意見をはっきり言う姿や外国人のお客様対応で助けられたという声も
外国人と一緒に働いて良かったこととして、「日本以外の文化を知るきっかけになった」64%が最も多く、次いで「交友関係が広がった」38%、「学ぶ意欲や働く意欲が触発された」36%と続きました。(Q3)その他、「人材不足が解消された」、「海外からのお客様への対応がスムーズにできた」など、外国人労働者からの直接的なメリットのみならず、職場がグローバルな環境となることで一緒に働く日本人にも良い影響を与えるなどの間接的なメリットも伺える結果となりました。
また「海外からのお客様への対応がスムーズにできた」25%、「誰に対してもはっきりと意見を言ってくれた」23%という意見もあり、日本人同士では言いづらいこともしっかり意見を伝えて職場の風通しを良くすることや、海外からのお客様への対応をスムーズに行うなど、外国人労働者だからこそできるスキルやコミュニケーションの姿勢などを評価する意見もありました。
外国人と一緒に働いて困ったことは、「意思疎通がスムーズにできなかった」35%
課題解決方法として、話し方の工夫や相互理解が必要
外国人と一緒に働いて困ったこととして、「意思疎通がスムーズにできなかった」35%が最も多く、次いで「日本人よりも細かい指示や説明が必要だった」29%、「仕事に対しての価値観が違った」28%、「時間に対してルーズな場面があった」25%となり、価値観や文化の違いから発生する問題が上位に挙がりました。(Q4)
外国人と一緒に働く際に工夫したこととして、「ゆっくりと分かりやすい言葉で会話した」、「文化の違いをしっかり理解する」などが挙げられました。今後更に増えていく可能性が高い外国人労働者と共に働くために、国籍を超えたコミュニケーションや文化の相互理解などが必要となる回答となりました。
「はたらこねっと」では、調査詳細とユーザーの声を公開しています
▼「はたらこねっとユーザーアンケート –外国人と一緒に働く実態・コミュニケーションの取り方」について–」
・実施機関:ディップ株式会社
・調査対象:はたらこねっとユーザー
・実施時期:2017年9月10日(日)~2017年10月9日(月)
・調査手法:インターネット調査
・有効回答数:1,523名
<報道に関するお問合せ先>
ディップ株式会社 広報担当
TEL:03-6628-4070 / e-mail:info@dip-net.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ディップ株式会社 http://www.dip-net.co.jp/ /1月24日発表・同社プレスリリースより転載)