不足する保育者問題を解決「法人向けシッター出張サービス」を提供開始~保育園や企業がオンライン上で即時ベビーシッターを手配可能。保育士の急な欠員や社内イベントなどにも:キッズライン
1時間1000円〜スマホで呼べるベビーシッター「キッズライン」を運営する株式会社キッズライン(本社:港区六本木/代表取締役社長:経沢香保子)は、保育園や企業がオンライン上で即時ベビーシッターを手配できる「法人向けベビーシッター出張サービス」をスタートさせた。保育士が不足している保育園や教育現場、新たに子育て世代のお客様を集客したい美容サロンなどの法人とキッズラインに登録しているベビーシッター約1000名をマッチングさせ、育児者不足問題を解決していく。
■保育園に保育士が足りない現状
2015年10月の全国の保育士有効求人倍率の平均は、1.93倍、全国で待機児童数が最も多く保育園が急増中の東京都では5.39倍となっております。(出所:保育分野における人材不足の現状(1) - 厚生労働省調べ)これは1人の保育士に5カ所以上の保育施設が求人を出している状態です。
新規開設したけれど保育士が採用できずに開園ができない、急に欠員が出るとすぐに保育士の補充ができないなどの理由により子どもの受け入れ定員を減らさなくてはならなかったりという現状もあり、保育士不足が待機児童解消の大きな壁になっていることは明らかです。
また、土日の出勤や、残業など、保育士は長時間労働といわれています。病気で欠勤の場合など現場の人手不足は深刻です。急な欠員の場合は、運営に支障がでるのが現場の大きな悩みの一つとも言われています。
■保育士が潜在化する〝本当〟の理由は
厚生労働省の調べによると、保育所(認可保育園の正式名称)で働く保育士は約41万人(2013年)となっていますが、それに対し保育士資格を保有しながら保育士として仕事をしていない「潜在保育士」が70万人はいると言われています。なぜ保育士は潜在化してしまうのでしょうか。以前キッズラインでは「保育士として就業を希望しない理由」をアンケートにて調査したところ、以下のような結果になりました。
アンケート結果では、保育士採用が難しい理由として、「給料の安さ(72%)」という回答が最も多いものの、「残業など勤務時間の長さ(58%)」、「人間関係の難しさ(48%)」「保護者対応の大変さ(42%)」など回答者の半数前後が賃金以外の労働環境にも課題を感じていることがわかりました。(出所キッズライン×株式会社ウェルクス調べ:レポートの詳細はこちらをご確認ください。)
このアンケート結果からは、保育士不足について給与改善のみならず、多面的な労働環境の改善が必要であることが伺えます。
■保育園勤務から、自由なワークスタイルを求め、キッズラインのベビーシッターへ転向する傾向も
そのような背景の中、好きな時間に好きな時給で働くことができる、株式会社キッズラインのベビーシッター登録には元保育士や現役保育士からのベビーシッターへの応募が急増中です。
そのため、サービス開始以来、同社を利用するユーザーなどを通じ保育士が不足している保育園や教育現場から、キッズラインに登録しているベビーシッターを手配してほしいとの要望も多く寄せらていたため、今回の新サービス【ベビーシッター出張サービス】をスタートさせました。
■保育園や企業向け【ベビーシッター出張サービス】とは?
「ベビーシッター出張サービス」とは、同社のこれまでの一般ユーザーが、スマホやPCでベビーシッターが呼べるマッチングシステムの利便性を生かし、保育園や企業などの法人もベビーシッターを呼ぶことができるサービスです。保育士を常に雇用するコストや採用時の研修が不要になるばかりでなく、急な欠員にも対応できます。キッズラインに所属する約1000名の多彩なベビーシッターとのスピーディーなマッチングが可能であることが強みです。登録料・年会費は無料で、実際にベビーシッターを利用した際にのみ、利用料金と手数料(20%)が発生する仕組みです。手配を希望する日時や場所、人数に加え、詳細な条件も指定可能で、ニーズにあったベビーシッターを迅速に確保することができます。
<初期導入費用・年会費は0円!まずはご利用登録を>
ご利用登録・ベビーシッターを探すことで発生する費用は0円です。ご利用登録はWEB上にて15分で完了し、ご利用審査通過後すぐに利用することが可能です。
詳細はこちらからご確認ください。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社キッズライン https://kidsline.me/corp/ /10月18日発表・同社プレスリリースより転載)