求人倍率が下げ止まる2月、求人数と転職希望者数の需給バランスが逆転。3月以降は 上昇トレンドと予測~『2017年2月 グローバル転職求人倍率』0.95倍(Daijob調べ):ダイジョブ・グローバルリクルーティング
ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社で、バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:篠原 裕二)は、2017年2月末時点のグローバル転職求人倍率※をまとめました。
※グローバル転職求人倍率:2ヵ国語以上の言語において、ビジネスレベル以上のスキルを条件とする求人と、そのスキルを持つ転職希望者の需給バランスを算出したもの <転職求人倍率=求人数÷転職希望者数>
◆職種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を職種別に見ると、「メディカル/医薬/バイオ/素材/食品技術系」が最も高く、前月比3.27ポイント増の6.13倍。求人数が前月比1.22倍に増加したのに対し、該当する転職希望者数が前月比57%に減少した事が高倍率の原因だと考えられます。次いで、「総務/人事/法務」が前月比1.30ポイント減の2.54倍、求人数が前月比90%に減少したのに対し、該当する転職希望者数が1.33倍に増加したことが前月比1.30ポイント減の原因だと考えられますが、2016年度は年間を通じて2.0倍を超える高倍率が続いております。「機械(自動車/プラント/精密機器)技術系」が前月比0.54ポイント増で2.46倍。求人数が前月比1.18倍となりました。
◆業種別グローバル転職求人倍率
グローバル転職求人倍率を業種別に見ると、前月に引き続き「電気・ガス・熱供給・水道業」が最も高く、前月比5.0ポイント増の10.00倍と高倍率。次いで「農林水産・鉱業」は前月比2.04ポイント増の3.58倍、「製造業」は6ヵ月連続TOP3入りで、前月比0.03ポイント増の2.06倍となりました。
年度の中でグローバル転職倍率が下げ止まる2月。転職希望者数が増加することで、求人数と転職希望者数の需給バランスが逆転する傾向があり、全体では0.95倍と1.0倍を下回る結果となりました。また職種別では10職種業種別では6業種において1.0倍を下回る結果となりました。
3月以降は上昇トレンドに転じると予想されます。
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(ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社 http://corp.daijob.com//2月28日発表・同社プレスリリースより転載)