2017年1月の転職求人倍率は前月比0.58pt減の2.35倍~転職希望者数は大幅に増加。求人数も堅調に伸び、転職市場は空前の活況に。転職サービス「DODA(デューダ)」調べ:インテリジェンス
総合人材サービス、パーソルグループの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2017年1月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■2017年1月の概況
2017年1月の転職求人倍率は、前月比-0.58ポイントの2.35倍となりました。求人数は前月比+0.1%、前年同月比+23.4%となり、26ヵ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しました。転職希望者数は前月比+24.6%、前年同月比+35.8%でした。
業種別にみると、求人数が増加したのは9業種のうち「商社・流通」(前月比+1.6%)、「サービス」(前月比+1.3%)の2業種でした。職種別では、求人数が増加したのは11職種のうち「営業系」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「事務・アシスタント系」の5職種となりました。特に伸びたのは「事務・アシスタント系」(前月比+3.3%)、「技術系(電気・機械)」(前月比+2.9%)でした。
■解説 ~4月入社に向けた転職希望者が増加。求人数も引き続き高い水準が続く~
1月は転職希望者が前月比+24.6%と大幅に増加しました。転職活動は一般的に2~3ヵ月かかるため、4月入社を目指して転職活動を開始した人が増加したと言えそうです。求人数は前月比+0.1%と横ばいでした。4月入社に向けた採用を昨年の終盤から前倒しで開始した企業が多く、前月2016年12月に求人数が大幅に増加した反動によるものです。
2月以降も求人数は高い水準を維持する見込みです。転職希望者数も3月頃までは多い状態が続くものの、3月が年度末の企業を中心に採用計画の充足に向けた動きが強まるため、転職活動をするには非常に良い時期と言えるでしょう。また、求人は募集開始から採用充足までの期間が通常より短くなるケースが増加します。転職希望者は、希望の求人を見つけた場合はすぐに応募する、応募しているポジションで求められていることを正しく理解し、自身の経験や希望をアピールするようにしましょう。
(DODA編集長 木下 学)
※ DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
※ 調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報室までお問い合わせください。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社インテリジェンス
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /2月13日発表・同社プレスリリースより転載)