2016年11月の転職求人倍率は前月比0.08pt増の2.59倍~求人数は24ヵ月連続で最高値を更新。転職市場は活況が続く。転職サービス「DODA(デューダ)」調べ:インテリジェンス
総合人材サービス、パーソルグループの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾太郎)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2016年11月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■ 2016年11月の概況
2016年11月の転職求人倍率は、前月比+0.08ポイントの2.59倍となりました。求人数は前月比+1.9%、前年同月比+26.1%となり、24カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しました。転職希望者数は前月比-1.2%、前年同月比+27.7%でした。
業種別にみると、求人数が増加したのは9業種のうち「IT・通信」「メディア」「金融」「メディカル」「メーカー」「小売・外食」「サービス」の7業種でした。特に伸びたのは「小売・外食」(前月比+4.9%)、「メディカル」(前月比+4.2%)でした。職種別では、求人数が増加したのは11職種のうち「技術系(電気・機械)」を除く10職種となりました。求人数が特に伸びたのは、「専門職」(前月比+6.0%)、「営業系」(前月比+4.9%)でした。
■ 解説 ~年末にかけて求人倍率は上昇傾向。転職活動を開始するなら年内から~
11月は、求人数は増加しましたが、転職希望者数が前月比-1.2%と減少したため、求人倍率が上昇する結果となりました。転職希望者数の減少は、例年と同じ動きで時期要因と言えます。ただ、転職希望者数は前年同月比では+27.7%と求人数の増加幅を上回っており、転職市場は依然活発な状態が続いています。
12月も、求人数は引き続き増加し、転職希望者数は年末にかけてなだらかに減少が予想されるため、求人倍率は上昇する見込みです。12月は1年の中で応募者数が最も落ち着く月にあたるため、通常よりも面接に進めるチャンスが高まる可能性があります。転職を考えている方は年明けを待たずに、今すぐ活動を開始するのが良いでしょう。4月を目途に転職を考えている方も、年内から求人のチェックを始めておくことをおすすめします。特に、初めて転職をする方は、この時期にさまざまな求人をチェックし転職活動の優先順位づけを具体的にしておくことで、転職活動をよりスムーズに進められるでしょう。(DODA編集長 木下 学)
※DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
※調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報室までお問い合わせください。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社インテリジェンス
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /12月13日発表・同社プレスリリースより転載)