残業時間が「多い」と感じている人は26.2%、「少ない」と感じている人は32.2%~『残業時間に関するアンケート調査』:アスマーク
マーケティングリサーチ・市場調査会社の株式会社アスマークは、全国の20代~50代の男女個人を対象とした「残業時間に関するアンケート調査」を実施し、その結果を11月9日に公開しました。
2016年9月、東京都の小池百合子都知事は都庁の職員に対して、全職員が午後8時には帰宅する「超過勤務縮減策」を取り入れることを宣言した。その他、各民間企業も「ノー残業デー」「変形時間労働制」「フレックスタイム」など、残業時間の削減に向けて取り組んでいる事例が多々見られる。
長い残業時間、長時間労働は、働く人の心身健康にも害を及ぼしかねない。
そこで今回は、「残業時間」についての消費者の様々な意識や状況について、アンケートを行った。
※正社員・契約社員(フルタイム勤務)・専門職の方を対象に実施しました。
【調査結果(一部)】
■賃金体系について、あてはまるものをひとつお知らせください。(SA) n=320
・定額制(月給・週給・日給・時間給)・・・92.5%
・出来高制(単価請負制・時間請負制)・・・3.4%
・年俸制(1年分の賃金を提示)・・・2.5%
・その他・・・0.0%
・わからない・・・1.6%
⇒9割超が「定額制」。性別でみると、女性の方が男性より「定額制」の割合が高い。
■「ノー残業デー」の制度はありますか。また、実施されていますか。(SA) n=320
・制度はあり、実施されている・・・23.4%
・制度はあるが、あまり実施されていない・・・14.4%
・制度はない・・・57.2%
・制度があるかわからない・・・5.0%
・その他・・・0.0%
⇒「ノー残業デー制度」は「ない」が半数を超える。企業規模別でみると、「制度はあり、実施されている」は大企業が中小企業の約3倍となっている。
■1ヵ月あたりの平均残業時間はどの位ですか。(SA) n=320
・残業はない・・・21.3%
・5時間未満・・・19.4%
・5~10時間未満・・・13.8%
・10~20時間未満・・・16.9%
・20~30時間未満・・・11.9%
・30~45時間未満・・・10.0%
・45~60時間未満・・・4.1%
・60~80時間未満・・・1.6%
・80時間以上・・・1.3%
⇒「残業はない」が約2割。年代別でみると、20代の「30~40時間未満」が全体と比べて高い傾向にある。
【調査概要】
調査名: 残業時間に関するアンケート調査
調査対象者: 全国、10代~50代の男女、有職者
有効回答数: 320s
割付: 性別均等、大企業・中小企業均等 ※大企業=従業員数300名以上 中小企業=従業員数300名未満
調査期間: 2016年10月18日(水)~10月 21日(金)
調査方法: インターネット調査
調査機関: 株式会社アスマーク
アンケートモニターサイト「D STYLE WEB」の登録会員を対象に実施
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社アスマーク https://www.asmarq.co.jp/ /11月10日発表・同社プレスリリースより転載)