2017年卒新卒採用、3月~6月までにかかった就活費用は11万円超。地方学生は「関東」に比べ7万円以上の負担に~『2017年卒マイナビ学生就職モニター調査6月の活動状況』:マイナビ
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2017年卒業予定の学生を対象とした「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査6月の活動状況」の結果を発表しました。なお、2017年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回で4回目となります。概要は以下の通りです。
【TOPICS】
▽ 47.4%の学生が6月に「入社予定先を決めて就職活動を終了した」と回答。前年の8月並に
▽ 3月~6月までにかかった就活費用は11万円超。地方学生は「関東」に比べ7万円以上の負担に
▽ 内々定を受けた時期は「6月上旬」に集中。入社予定先を選択したポイントは、「経営が安定している」がトップに
<調査結果の概要>
■ 47.4%の学生が6月に「入社予定先を決めて就職活動を終了した」と回答。前年の8月並に
6月の活動状況は、月内に「最終面接を経験」が56.7%(前年同月比19.9pt増)、「内々定を受けた」が54.1%(前年同月比26.9pt増)となった。また、「入社予定先を決定して就職活動を終了した」が47.4%(前年同月比33.7pt増)で、前年の選考活動の開始月である8月並みの結果となり、活動が収束する傾向にあることがわかる。
■ 3月~6月までにかかった就活費用は11万円超。地方学生は「関東」に比べ7万円以上の負担に
6月の就活費用については、18,410円と、前月より6,500円程度減少した。3月から6月までにかかった月ごとの平均費用の合計は、110,058円となり、前年同月比より15,835円増となった。また、地域別の比較では、「関東」が80,697円と最も低くなった一方で、「関東」「東海」「関西」を除くその他のエリアが152,721円となり、「関東」と比較したところ、72,024円も高い結果となった。地方学生の就職活動は、交通費や宿泊費が多くかかり、首都圏の学生に比べ負担の大きさがうかがえる。
■ 内々定を受けた時期は「6月上旬」に集中。入社予定先を選択したポイントは、「経営が安定している」がトップに
内々定を受けた時期について聞くと、33.6%※の「6月上旬」が最多となった。内々定獲得後に入社の意思を固めるまでにもらった時間は、5割以上の学生が「1週間未満」と回答し、入社の意思を固めた時期についても、「6月上旬」が39.8%で最多となった。次に、6月の段階で「内々定獲得企業の中から入社予定先を決めているか」を聞くと、8割近い78.7%の学生が決めていると回答した。
また、入社予定先を選択したポイントについては、全体では「企業経営が安定している(36.1%)」「自分が成長できる環境がある(27.3%)」「社員の人間関係が良い(27.0%)」が上位を占めた。次に、文理男女別の比較では、文系男子では「企業の成長性が見込める(27.5%)」、理系男子では「技術力がある(40.4%)」、文理女子では「福利厚生制度が充実している(文系女子:31.4%、理系女子:31.2%)」が高い結果となり、それぞれ選択する項目に違いが表れている。
※学生が、内々定を獲得した企業をひとり最大5社まで記載してもらい、各データを「社数」ベースで再集計した
【「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 6月の活動状況」概要】
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査期間/2016年6月27日(月)~ 6月30日(木)
○調査対象/2017年に卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生
有効回答数1,229名(文理男女別)文系男子195名、理系男子361名、文系女子291名、理系女子382名
※先の熊本県・大分県を中心とした地震災害の影響を鑑み、今回の調査については登録現住所が「熊本県」「大分県」の学生へは、回答をご了承いただいた方にのみ調査依頼をいたしました。
※調査結果の詳細は採用サポネットで公開しています。
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社長室 広報部
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(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /7月13発表・同社プレスリリースより転載)