2017年卒大学生、大学院生の6月の内々定率は、前年同月比21.1pt増の65.3%~『2017年卒マイナビ大学生就職内定率調査』:マイナビ
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2017年卒業予定の全国大学4年生、大学院2年生を対象とした「2017年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を発表しました。
本調査は、幅広い層の学生(※)から内定率を調査することを目的として、2010年3月より開始し、今年で7年目となります。調査結果の概要は以下の通りです。 ※有効回答数:8,220名
<調査結果の概要>
■ 2017年卒業予定大学生、大学院生の6月の内々定率は前年同月比21.1pt増の65.3%
選考活動の解禁月となる6月末時点の内々定率は、前年同月比21.1pt増の65.3%で、前年の選考活動解禁月となる8月末の69.1%に迫る結果となった。特に理系院生は79.6%で、前月の46.3%から急激に増加し8割近い内々定率となっている。平均内々定保有社数は2.0社、複数内々定を獲得している学生の割合は53.3%と、内々定率と同様に、前年8月と近い結果に(前年8月の平均内々定率保有社数:2.1社、複数内々定保有学生の割合:54.7%)。
未内定学生を含めた活動を継続する学生の割合は、前月比27.5pt減の58.1%(*1)となったことから、6月で活動を終える学生は増加したが、依然として6割近い学生が活動継続の意思を示していることがわかる(前年8月活動継続学生の割合:52.0%)。
内々定保有学生に現時点で入社意思の最も高い企業の業種を尋ねたところ、「金融」が前月比5.8pt増の12.8%となり、選考解禁月に内々定を獲得する学生が増加した。企業規模別では、「1,000人以上」の合計が49.9%で、前年8月の47.3%を既に上回っている。
地域別の内々定率では、「北陸」が77.8%でトップとなった一方で、「九州」が57.8%と、やや進捗が遅れている。震災の影響が大きかった熊本県の内々定率を算出したところ、46.9%(有効回答数81名)となった。
*1: 未内定者34.7%に、内々定を保有して活動を継続する学生23.4%を足しあげて算出。活動を継続する学生の割合は、内々定率65.3%に今後も活動を継続すると回答した学生の割合35.8%(内々定先に不満なので続行する:11.5%+内々定先に不満ではないが他の企業も見たいので続行する:24.3%)を掛け合わせて算出している
「2017年卒マイナビ大学生就職内定率調査」調査概要
【調査方法】 『マイナビ2017』の会員に対するWEBアンケート
【調査期間】 2016年6月25日(土) ~6月30日(木)
【調査対象】 2017年3月卒業見込みの全国の大学4年生、大学院2年生
【有効回答数】8,220名(文系男子1,735名、文系女子4,330名、理系男子1,164名、理系女子991名)
※調査結果の詳細は採用サポネットで公開しています
※正式内定は10月以降となるため、文中では「内々定」と表記しています
※熊本地震を受け、4月・5月は熊本県・大分県在住の学生への調査は実施していません
※内々定を得て退会する会員の影響を勘案した計算方式の内々定率も算出しています
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(株式会社マイナビ http://www.mynavi.jp/ /7月5発表・同社プレスリリースより転載)