人事辞典 掲載日:2020/09/11

【ヨミ】エスディーエスホウ SDS法

「SDS法」とは、「Summary(要点)」→「Details(詳細)」→「Summary(要点)」の順に話を展開していくフレームワークのこと。文章やプレゼンテーションなどにおいて、聞き手・読み手の理解を促したいときに有効な表現手法です。類似のフレームワークにPREP法やDESC法などがありますが、自己紹介やスピーチなどでSDS法は最も汎用性が高く、日常生活からビジネスシーンまで幅広い用途で使うことができます。

SDS法のケーススタディ

何気なく聞いているニュースも
実はSDS法からなっている

「昨日、サッカーでチームAがチームBに3対2で勝ち、初めて優勝を果たしました。昨日の試合では、2点差のついた後半15分、ペナルティキックから1点を返して同点。残り2分で勝ち越し、勝利をものにしました。チームAは創立5周年を優勝で飾りました」

このニュース原稿をよく見てみると、SDS法で構成されていることがわかります。「昨日、サッカーでチームAがチームBに3対2で勝ち、初めて優勝を果たしました」と要点から始まり、どのような試合だったかという描写が続きます。最後には締めとして「チームAは創立5周年を優勝で飾りました」と要点が繰り返されています。このように、ニュース番組ではSDS法が頻繁に使われているのです。

ビジネスシーンにおいても、聞き手から「で、結論は?」などと言われたことがある人には、SDS法の活用がおすすめです。説得力を高めるフレームワークとして「PREP法(Point:要点、Reason:理由、Example:例、Point:要点)」や「DESC法(Describe:描写、Express:表現、Suggest:提案、Consequence:結果)」がありますが、SDS法は最もシンプルであるため、活用しやすいのです。

本を読み始めるときに、目次をざっと眺めて全体像を理解するように、SDS法でも最初に要点を伝えることで聞き手が全体像をイメージしやすくなります。最も大切な詳細の部分を伝えた後に、再度要点を繰り返すことで、聞き手は頭の中で情報を整理することができ「記憶」に残りやすくなるというわけです。会社のプレゼンでいきなり挑戦するのが不安だという人は、まず報告書や日記など、書き言葉から挑戦してみるとよいでしょう。

・関連キーワード
PREP法
DESC法

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