社員のプライベートを包含した従業員体験(EX)を再定義する 社員が会社に対して期待する要素は近年大きく変化しています。特に着目すべきは、社員は会社のみならず、仕事から離れたプライベートな領域・世界においても自分らしくありたいを望むようになっていることで、この実現をサポートする雇用主を好む傾向が強まっています。
日本における職業生活のWell-beingに関する文化的考察 ―世界116カ国調査を通じて見えてきた日本の特徴― 本コラムでは、冒頭の問いに関するグローバル調査のデータを紹介しつつ、日本における就労者の実態と今後の在り方について、Well-beingの観点から考察してみたい。なお、本コラムは大規模調査のデータを紹介しつつも「正解」を分析するものではないため、読者...
トランスペアレンシーとは――意味や注目される背景、組織へのメリットを解説 「トランスペアレンシー(Transparency)」とは、情報の透明性のこと。昨今、米国や英国を中心に、企業の情報が公開され、誰でもアクセスできることが求められるようになっています。情報にアクセスできると、従業員は組織の判断がどのような根拠に基づいて...
Employee Experienceは経営をどう変えるか 人的資本の重要性はますます高まっており、価値創造を大きく左右する要素となっています。そのなかで、人的資本投資の効果は、その受け手である従業員のポジティブな行動変容を促せるかにかかっています。そのカギとなるコンセプト、Employee Experien...
心理的居場所感とは――意味、組織コミットメントとの関係をわかりやすく解説 「心理的居場所感」とは、心理学の用語で、心のよりどころとなる関係性や安心感がある環境下での感情のこと。自分らしくいられる、役に立っている、受け入れられていると感じる状態を指します。心理的居場所感のある職場においては、知識の獲得や知見の共有が活発になる...
「科学的人事研究会」レポート:従業員エンゲージメントを用いて魅力的な会社の作り方を考える タレントマネジメントシステム「タレントパレット」を提供する、株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、これからの「働く」未来を良くすることを目指し、人材データの活用と分析による科学的人事の方法論の確立を目的として「科学的人事研究会」を2021年に発...
カギはEmployee Experienceの向上にあり。個のポテンシャルを開花させエンゲージメントを高める「人的資本経営」と「タレントマネジメント」 経済産業省が2020年9月に発表した「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書 ~人材版伊藤レポート~」は、HR領域に関わる人々を中心に大きな話題となりました。研究会の座長を務めた一橋大学CFO教育研究センター長の伊藤邦雄さんは報告書の...
テレワークで「職場の空気感」を共有する コロナ禍でのテレワーク導入によって、オフィスワーカーを中心に個人のパフォーマンスは「上がった」が、組織のパフォーマンスは「下がった」と認識される傾向にある。しかし、以下に紹介するように、ある取り組みをおこなっている企業では組織パフォーマンスの低下はみ...
「過疎化」する企業、しない企業 高度成長期に職を求めて多くの若者が都市部へと移動したことが現在の過疎化の遠因となっている。とすれば、居住の流動化が過疎化につながっているとも考えられるが、これは昨今の雇用の状況にも似ているのではないか?
組織のありたい姿を描き、EVP向上につなげる組織開発コンサルティング型クラウド「WILL CANVAS」 25年以上にわたり組織開発・人財開発のコンサルティングを手掛けてきた、株式会社JTB。近年は、社員への価値提案を意味する「EVP(Employee Value Proposition)」に注目し、組織開発コンサルティング型クラウド「WILL CANV...
働きやすさだけではエンゲージメントは向上しない 従業員の働きがいを高める「リシテア/従業員エンゲージメント」 テレワークの普及などで「働きやすさ」の改善を感じた人は多いと思います。一方で、「働きがい」や成長を実感できている従業員は、まだそれほど多くはないようです。日立ソリューションズでは、従業員個人が主体性を持って日々の行動を振り返り改善することで、より良い...
パルスサーベイを「行っている」企業は約2割。調査の目的は「従業員エンゲージメントの調査」が約8割 近年注目されている人事課題の中から、パルスサーベイ(簡易的な調査を短期間に繰り返し実施する調査手法)について聞きました。
これから求められるチームエンゲージメント 現在、さまざまな企業で従業員のエンゲージメントを高めるような施策への取り組みが加速している。人事部という名称を改称しエンプロイーサクセスという名称を使い始め、従業員の成功を後押しするというミッションの下、いかに働きやすく働きがいのある職場にするかに尽...
タナケン教授の「プロティアン・キャリア」ゼミ【第23回】「組織内エンゲージメントの向上」と「主体的なキャリア形成」の両立は可能! 「社員のエンゲージメント向上」「社員の主体的なキャリア形成の支援」に取り組んでいる人事の方は多いでしょう。一方で「組織内エンゲージメントを向上させながら、主体的なキャリア形成を支援する」「主体的なキャリア形成を支援しながら、組織内エンゲージメントを向...
ワークエンゲージメントとは――広がりの背景や従業員エンゲージメントとの違いを解説 ワークエンゲージメントとは、従業員の仕事に対する熱意や活力によって高いパフォーマンスが生まれる心理・活動状態を表す概念です。昨今ではビジネスのさまざまな場面で「エンゲージメント」という言葉が使われていますが、そもそもエンゲージメント(engageme...
「やり抜く組織」へとカルチャー変革を進めるNECグループ BI・AIを活用した社員エンゲージメント向上施策とは NECグループは、2018年度からスタートした中期経営計画において、「実行力の改革」を重要な課題の一つとして挙げています。「やり抜く組織」へとカルチャー変革を進める中で、特に重要な指標としているのが、社員のエンゲージメントです。毎年実施しているエンゲ...
QOLの充実がエンゲージメントを高める パフォーマンス視点の花粉症対策 滝のように流れる鼻水に、寝込みを襲う鼻づまり、目のかゆみに充血……。春の訪れと同時にやって来る厄介なもの。そう、スギ花粉です。日本特有のアレルギーであるスギ花粉症は、戦後大量に植えられたスギの木が原因で、木の成長とともに患者の数も増えてきました。今や...
企業の成長を促す「エンゲージメント経営」~Employee Experienceが競争力の源泉となる~ 将来の労働力減少が見込まれる現代において、「従業員一人ひとりが持つ経験価値=Employee Experience(EX)」は企業の貴重な財産です。また、今注目されているエンゲージメント経営に深く関わる要素でもあります。では、EXの向上は企業にどのよ...
【日本の人事部 人事白書】エンゲージメントサーベイを「行っている」企業は約4割、「行っていない」企業は約6割 自社従業員のエンゲージメントの状態を調べる「エンゲージメントサーベイ」を、実施しているかどうかを聞いたところ、「行っている」は35.9%。「行っていない」は57.4%で、「わからない」は6.7%という結果となった。サーベイを実施している企業はそれほど...
ピアボーナスを通じて、エンゲージメントを向上 従業員同士がお互いを認め合う組織を作る「Unipos」 組織活性化や組織変革に向けて、「ピアボーナス」を導入する企業が増えています。「ピアボーナス」とは、従業員同士がお互いの活躍や貢献に対して、賞賛や感謝のメッセージとともに少額の成果給を送り合うこと。その仕組みづくりを支援するサービスとして、支持を得てい...