インテリジェンス、転職サービス「DODA(デューダ)」調べ
2014年9月 転職求人倍率 1.17倍
求人数は過去最多を更新も、伸びは鈍化
株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は2014年9月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>
■ 2014年9月の概況
2014年9月の求人倍率は前月から+0.01ptの1.17倍でした。求人数は前年比+22.4%、前月比+0.9%、転職希望者数は前年比+34.1%、前月比+0.02%。求人数が転職希望者数の伸びを上回り、求人倍率は上昇しました。
業種別では「IT/通信」(2.44倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディカル」(1.41倍)、「サービス」(1.39倍)と続きます。職種別では、「技術系(IT/通信)」(2.73倍)が最も高く、次いで「技術系(建築/土木)」(2.08倍)、「専門職」(2.02倍)となっています。
■ 分析 ~ 求人倍率は今後緩やかな上昇に
9月は求人数が過去最多を更新しましたが、1-6月までの伸びに比して鈍化しています。転職希望者数は先月からほぼ横ばいとなりました。例年、8月は夏季休暇等により転職市場が小休止を迎え、9月に転職希望者数が増加する傾向にあります。しかし、今年は横ばいにとどまり、6月以降の新規転職希望者数も減少していることから、春先ほどの活況には至っていません。
今後、新規求人は事業戦略に合わせた少人数の採用が中心となることが見込まれ、求人数の増加も緩やかになるでしょう。一方、転職希望者数は、例年12月にかけて減少する傾向があり、こうした需給のバランスから、転職求人倍率は緩やかに上昇する見込みです。
(DODA編集長 木下学)
※ DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
※ 2013年11月より、業種・職種の見直しを一部行っております。
※ 調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ / 10月20日発表・同社プレスリリースより転載)