インテリジェンス、中国法人、10月の新規求人数を発表
前年比4.0%プラス 中国の景況感改善で「製造」や「貿易/販売」で
採用強化の動き
総合人材サービスの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)は、中国法人の転職サービスに寄せられた新規求人数を集計しています。2013年10月の結果がまとまりましたので、発表いたします。
■ 全体概要 - 10月は668件、前年比4.0%増、前月比8.3%増
2013年10月に、インテリジェンス中国に寄せられた新規求人数は668件、前年比4.0%プラス、前月比では8.3%プラスとなっています。10月の大型連休(国慶節)を前に、鈍化していた企業の動きが連休明けに再開し、求人の増加につながりました。また、1月が年度始まりの企業では、来期に向けた採用を始めるケースも見られます。
業種別の対前年増加率では、前月に続き「物流」(+135.7%)が大幅に増加しています。東南アジアや中国国内に向けた物流ニーズが高いほか、東南アジアや内陸部への進出や移転を図る企業の増加を受け、引越し業者の法人営業の求人も増加しています。また、「製造」(+33.8%)では、自動車や産業機械関連の求人が目立ちます。中国の景況感が改善傾向にあるなか、中国企業や在中の欧米企業との取引拡大に向け、生産品目の増強や新商品の開発をする企業が見られ、営業や生産管理を中心に採用が強化されています。また、「貿易/販売」(+5.5%)でも、しばらく採用の落ち着いていた総合商社が採用を再開し、営業職を中心に求人が出ています。このように、日中関係の落ち着きや、中国の景況感への懸念が和らぐ中、既に進出している企業には採用強化に転じるケースが見られています。その一方で、前年比マイナスが続く「サービス業」(-18.2%)や「IT」(-50.0%)をはじめとして、日系企業の新規進出は引き続き低調であり、スキルの高い人を厳選して採用する傾向も続いています。
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(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /11月27日発表・同社プレスリリースより転載)