インテリジェンス、中国法人、9月の新規求人数を発表
前年比3.7%プラス 東南アジア進出企業の増加、
国内物流活況で、「物流」の求人増
総合人材サービスの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)は、中国法人の転職サービスに寄せられた新規求人数を集計しています。2013年9 月の結果がまとまりましたので、発表いたします。
■ 全体概要 - 9 月は617件、前年比3.7%増、前月比19.6%減
2013年9月に、インテリジェンス中国に寄せられた新規求人数は617件、前年比3.7%プラス、前月比では19.6%マイナスとなっています。9月は中秋節の休日の影響で営業日が少なく、さらに10月の大型連休(国慶節)を前に、企業の動きが鈍化したため、前月に比べ求人が減少しています。
業種別の対前年増加率では、「金融」(+75.0%)と「消費財」(+64.7%)、「物流」(50.0%)が大きな伸びを示しています。「金融」では中国ではまだ未成熟なリース業が成長中で、事業拡大にむけ各社の積極的な採用が続いています。「消費財」では、食品メーカーのニーズが高く、中国国内の販路拡大に向けた営業職の採用が盛んです。「物流」では、円安で日本向けの貿易業務のニーズは低調ですが、東南アジアに進出する企業の増加を背景に東南アジア向けの貿易業務や、倉庫の営業などの中国の国内物流関連職種はニーズが高まっています。
一方、前年比マイナスが続いている「サービス業」(-56.0%)では、日中関係問題への懸念から新規進出が減っているほか、都心部の人件費や不動産価格の高騰を背景に経営状況が悪化し、郊外への拠点の移転や、撤退を検討する企業も見られています。その他の業種でも、日系企業の新規進出には一服感がみられます。既に進出している企業でも、人手を増やす拡大期を過ぎ、生産性の向上に取り組む企業が増えるなか、スキルの高い人材を厳選して採用しようとするケースが増えつつあります。
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(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /10月29日発表・同社プレスリリースより転載)