フェイスブックを活用した、企業の新卒採用説明会が活発化。
定員がなく多くの学生と接触できるメリットも。
フェイスブックを活用した、企業による新卒採用説明会が活発化している。家具大手の株式会社ニトリ(東京・北区)は、例年約50回開催する会場での説明会を40回ほどにし、フェイスブック上での説明会を10回ほど開催。また、OB・OG訪問のためのアプリも設置し、学生が希望のエリアを入力すれば、その地域出身の社員が会いに出向くという仕組みを設けるという。(朝日新聞)
フェイスブックを活用した新卒採用説明会は、企業・学生の双方にメリットがある。企業は会場費などのコストを削減することができるほか、定員を設ける必要がないため、多くの学生と接触することができる。学生は、いいね!ボタンを押せばどこからでも参加できるので、特に地方在住で都市圏の企業を志望する場合などには、メリットが大きい。フェイスブックの活用が企業の採用活動にどのような影響をもたらすのか、今後の動向に注目したい。
『日本の人事部』編集部