日経HR、「都内の大学・大学院生の就職活動」に関する調査結果を発表
日本経済新聞社の子会社で、就職・転職情報サービスを行う日経HR(千代田区神田鍛冶町、社長:長谷川俊男)は、都内の主要な大学・大学院に通う2014年3月卒業予定者を対象に、「就職活動に関するアンケート」を実施。455人から回答を得た。
■ 行きたい業界…「商社」、行きたくない業界……「フードサービス」
「行きたい業界」の1位は「商社」でした。支持率は32.5%(昨年は28.5%)で、本調査を開始した2009年より4年連続で1位となりました。約3人に1人が志望していることになります。2位には「食品(27.7%)」、3位には「銀行(27.0%)」が入りました。一方、行きたくない業界は、「フードサービス」が21.8%(昨年は17.8%)で、昨年に続きトップになりました。
■ エントリー時の重視点……「国際性」が3.5ポイント上昇
1位「業務内容」(48.1%、昨年比0.1ポイント減)、2位「将来性」(43.5%、同1.2ポイント増)、3位「福利厚生」(34.7%、同2.6ポイント増)と、昨年とあまり差の無い結果となりました。なお、グローバル人材に注目する産業界の動向を意識してか、「国際性」は23.3%(昨年比3.5%増)と、支持率が上昇しています。
■ 新卒で入社した企業に勤めたい年数……「10年は勤めたい」
「新卒で入社した企業に、どのくらい勤めようと現状では考えていますか」との問いに対し、昨年1位の「定年退職まで勤めたい」(35.2%、昨年比5.4ポイント減)を抜き、「10年は勤めたい」(40.2%、昨年比2.8ポイント増)が最も多い回答になりました。
■ 学生時代に力を入れたこと……男性「サークル・部活動」、女性「勉強・ゼミ」
学生生活に力を入れたと思うことを尋ねたところ、男性は「サークル・部活動」(39.3%)、女性は「勉強・ゼミ活動」(26.5%)が最も多く、男女別に違いがあることが分かりました。
また、文理別でみると、理系学生が「勉強・ゼミ活動」(39.0%)に最も力を入れていると回答したのに対し、文系学生は21.9%と、17.1ポイントの開きが出ました。
【調査概要】
調査方法 :インターネットによるアンケート調査
対象者 :都内の主要大学・大学院に通う2014年3月卒業予定者(日経就職ナビ2014の会員)
回答者数 :455人 調査期間/2012年11月16日~11月26日
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社日経HR http://www.nikkeihr.co.jp/ /1月11日発表・同社プレスリリースより転載)