アルー調査:【速報版】2012年度新入社員総括レポート 結果発表
―12新入社員の育成は、「積極性を引き伸ばし、たくさん挑戦させる」―
アルー株式会社(代表取締役社長 落合文四郎、東京都千代田区)では、2012年度新入社員育成について考えるために、「新入社員研修の傾向」と「配属後の育成環境」という2つの観点から情報を収集し、 総括レポートとしてまとめました。
本レポートは、第1部「4月の新入社員研修から見えてきた傾向」、第2部「2012年新入社員の意識調査」、第3部「まとめ」の3部構成となっております。
― 第1部では、弊社が2012年4月の1ヶ月間にご支援した約10,000人の新入社員研修で、実際に弊社講師・スタッフが見たこと、新入社員から聞いたこと、各企業の人事担当者様からいただいた所感をもとに、新入社員の傾向をまとめております
― 第2部では、2012年度入社の新入社員を対象とした意識調査結果から、新入社員自身が感じる「強み」と「弱み」、グローバル化に対する意識をまとめております
― 第3部では、2012年度新入社員への継続した育成と、2013年度新入社員研修の企画に向けたポイントを整理しております
今年度の新入社員は、自分から発言し、わからないことは質問する「積極性」と、教えられたことを吸収しようと、すぐに実践する、「成長意欲」の高さが見受けられました。また、他者からのフィードバックを素直に受け入れ、改善する真面目な姿勢も見られました。さらに、昨年に増して「協調性」があり、チームへの貢献意欲も高く、互いに協力して進め、周囲へ積極的に関わることで、貢献しようとする姿勢も目立ちました。
その一方、「競争意識」が低く、成果よりも周囲に合わせることを重視し、目の前の期待や自分の基準の達成で満足し、それ以上は目指さないといった行動が見られました。また、背景や意図の読み取りも浅く、その場の正解不正解を知りたがる傾向があり、相手の視点で捉え、自分で考え行動する力の弱さが昨年に増し、目立ちました。このように「協調性」が高まる一方、「思考の浅さ」や「相手視点の不足」が年々強まっている傾向が考えられます。
また、2012年度新入社員研修においては、組織と人材のグローバル化に向けて、各企業が様々な取り組みを実施しているほか、新入社員のグローバル化に対する意識や活躍意欲が高い傾向もうかがえました。
総じて、積極性を活かし、たくさん挑戦させて、振り返らせ、社会人としての成果を意識させることが2012年度新入社員の育成に有効ではないかと考えられます。
この度、本レポートを法人企業の人事または部門人材育成ご担当者様にご提供いたします。ご希望の方は、下記フォームよりお申込ください。新入社員フォローアップ研修や職場での育成計画にお役立ていただければ幸甚です。
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※同業の方からの資料請求はご遠慮いただいております
【 調査結果 抜粋 】
□ 第1部: 2012年度新入社員の傾向
・取り組み姿勢は積極的であった 92.7%(+9.4%)
・間違いを気にせず、とにかくやってみることができる 65.4%(+15.4%)
※( )内は昨年対比
□ 第2部: アジア新興国市場で活躍するグローバル人材になりたいですか。
・はい 51.7%
・いいえ 48.3%
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(アルー株式会社 http://www.alue.co.jp/ /5月9日発表・同社プレスリリースより転載)