アテイン、指静脈認証技術「mofiria」を
eラーニングの個人認証に活用するサービス開始
コンピュータトレーニング教材制作、eラーニング向けコンテンツ制作のアテイン株式会社(本社:東京都千代田区神田須田町2-19-8酒井ビル、電話:03-3255-4721、代表取締役:本多成人、資本金:1億1470万円)は、株式会社モフィリア(東京都品川区西五反田2-13-6セラヴィ五反田ビル7階、電話:03-6417-9411、代表取締役:天貝 佐登史、資本金:4,325万円)の指静脈認証技術「mofiria」を、様々なeラーニング用途に活用できるサービスを11月中旬から開始します。
現在のeラーニングは、単純なIDとパスワードによる認証が多く、成り済まし対策として機能していないのが現状となっています。成りすまし対策として最も有効なのは生体認証(バイオメトリクス)であり、そのうち最も精度の高い生体認証の1つとして評価されているのが静脈認証であります。
指静脈認証技術mofiriaが搭載された、小型USB接続指静脈認証ユニット「FVA-U2SX」は、その小型・高速・高精度といった高性能から、様々なシーンに利用が可能です。弊社ではこの指静脈認証技術mofiriaのeラーニング用途のプログラムを開発し、様々なケースに対応していきます。
例えば、各種教育機関(PCスクール等含む)向けの学習・管理プログラムにmofiriaを取り入れることが可能です。学習者のPCから静脈認証で学習プログラムを起動させ、学習中にも不意に静脈認証を求めさせることができます。管理者側としても、管理画面にログインする際に静脈認証を求めさせることができます。これはスクールの各支店で個人情報を取り扱う管理者や、それら全てを把握したい本部の特権管理者などに有効です。導入することで学習者の成り済まし対策のみならず、学習者の個人情報漏洩リスクを抑えることができます。
弊社では、eラーニング業界における成り済まし対策及び、個人情報漏洩対策において、大きな需要があるとみて、初年度3億円の売り上げを目標としています。
―――――――――――― 用語解説 ――――――――――――
・成りすまし
本来は他人のIDやパスワードを使い、その人を装ってネット上で悪事を働くことを指しますが、eラーニングにおいては、代返や替え玉などに該当します。
・e-Learning(eラーニング)日本イーラーニングコンソシアム(eLC)より抜粋
パソコンとインターネットを中心とするIT技術を活用した教育システムをeラーニングと呼ぶ。米国をはじめとして世界各国で研究が行われていた CAI(Computer Aided Instruction=コンピュータの支援による教育)は、当初、教材をCD-ROMなどで配布する形体が主流だったが、配布コスト、配布後の内容修正 の困難さ、学習進捗の一括管理の難しさなどの問題があった。
その後、インターネットの普及や企業内ネットワークの広がりによって、教材をインターネットで配信する「WBT」(Web Based Training)や、学習者のコンテンツ管理やスキル目標の設定、学習の進捗状況などを一元的に行う「LMS」(Learning Management System=学習管理システム)を使用したシステムが主流になってきた。
講師と学習者が教室に集まる集合教育は時間や場所が制約されるが、ネットワーク化の進展によって、コンピュータとネットワークさえあれば、そうした制約を受けず、いつでもどこでも学ぶことができるという大きなメリットを獲得した。
その他のeラーニングのメリットとしては、以下の点がある。
・ 講師の質の違いに学習者が影響されない
・ 個々の学習進捗状況に合わせて、何度でも繰り返し学習ができる
・ 学習者の理解度に合ったきめ細かな学習の設定ができる
・ 最新の内容を早く、安価に配信できる
・ 多くの学習者に同一の教材を一律に提供することができる
・ 職場を離れずに学習できるので、集合研修より時間・間接コストの削減ができる
このリリースに関するお問い合わせは下記まで
アテイン株式会社 担当:福嶌 崇臣(ふくしま) Tel.03-3255-4721
info@attainj.co.jp http://www.attainj.co.jp/
東京都千代田区神田須田町2-19-8酒井ビル
(アテイン株式会社 http://www.attainj.co.jp/ /10月25日発表・同社プレスリリースより転載)