ロバート・ウォルターズ、「人事部門 市場調査」を実施
“年収1,200万円以上は紹介会社、年収800万円以下はオンライン広告を利用”
募集職種の給与水準によって、企業の候補者獲得方法は異なる
スペシャリスト人材紹介会社、ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッドスワン)は、主に外資系企業の人事担当者を対象に行った「人事部門市場調査」の結果として、「募集要項を満たす候補者の確保が人事部にとって最大の課題であり、募集職の給与水準によって候補者の獲得方法が異なる」と発表しました。
日本国内の人事担当役員・幹部・管理職を対象に行われた人事調査によると、2011年に人事担当者が直面する最大の課題は能力・経験あるスタッフを募集、確保、保持すること(47%)でした。回答者の53%が昨年もこれが人材獲得の最大の課題であったと感じています。
成功報酬型の人材紹介会社は、候補者確保の選択肢として圧倒的な支持を得ており、人事部門はすべての役職レベルにおいてこうした会社を利用しています。特に年収900~1,200万円のポジションについては成功報酬型の人材紹介会社を多用(66%)。優秀な候補者を確保するため、年収800万円以下のジュニアレベルのポジションの募集にはオンラインを利用する企業が増えています(23%)。一方、高給のシニアポジション、特に年収1,300万円以上の求人については、着手金型(39%)と成功報酬型(13%)の両方の人材紹介会社が利用されています。
【 主な調査結果 】
◆ 年収800万円以下のポジション募集時にはオンライン求人広告の利用が増加、年俸1,300万円超の場合には人材紹介会社の着手金型および紹介の利用が増加。
◆ すべての給与レベル、特に年収900~1,200万円のポジションにおいて、成功報酬型の人材紹介会社が多用されている。
◆ 人事担当幹部・管理職の53%が、資格要件を満たし、経験がある候補者の確保が人材獲得の大きな課題と感じている。
※ 調査実地日:2011年1月 有効回答数:55人
人事部門市場調査結果はこちらをご覧ください。
ロバート・ウォルターズ・ジャパンのマネージング・ディレクター、デヴィッド・スワンは次のようにコメントしています。
「2010年の雇用強化の後、優秀な候補者を確保しにくくなっていると感じる企業が増えています。オンライン求人広告は今後も主に多数の応募者が見込まれる、ジュニアレベルのポジションに利用されるでしょう。しかし全般的にはよりそれぞれのポジションへの募集要項に合った最適な候補者確保を紹介できる、ロバート・ウォルターズのような人材紹介会社を利用していくでしょう」
◆ ロバート・ウォルターズについて
ロバート・ウォルターズ株式会社は、1985年、英国ロンドンにて設立され、世界20カ国の主要都市に43の事業所を有するグローバル人材紹介会社です。2000年に設立した日本オフィスでは、全ての業界を対象に、専門分野に特化した人材紹介および人材派遣サービスを提供しています。当社は、日系中小企業から大手企業、世界有数のグローバル企業に至るまで、幅広い層のクライアント企業と取引があります。
人材紹介の業種と職種は多岐に渡り、銀行・証券、投資、不動産・保険、経理・財務、IT、法務・コンプライアンス、営業・マーケティング、人事、秘書・サポート業務、物流・購買・サプライチェーン、リテール、サービス業、医療・医薬・バイオ分野を専門としています。
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ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 http://www.robertwalters.co.jp /4月14日発表・同社プレスリリースより転載