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ニュース
人事サービス 雇用・採用
掲載日:2010/12/24

レジェンダ・コーポレーション
2012年新卒学生の就職活動調査〜留学経験者の7割が海外勤務を許容

人事総合ソリューション企業(採用・育成・人事労務)のレジェンダ・コーポレーション(東京都新宿区、藤波達雄・代表取締役社長)は、2012年4月入社を希望する学生の就職活動について動向調査を行いました。174,316名を対象に調査を行い、16,171名から回答を得ました(調査期間2010年11月10日(水)〜11月16日(火))。

2012年4月入社の就職活動を行っている学生(以下、就活生)に、希望する勤務地に関してどのように考えているか尋ねたところ、『海外で働きたい』、『海外で働いても良い』と海外勤務の許容を回答した学生は41.1%となり、前就職活動学生(現4年生)の同回答47.7%を下回り(※1)、企業のグローバル化の動きと反する実態が浮き上がりました。留学経験の有無で見ると留学経験者では70.3%が海外勤務を許容する回答をしており、留学経験の有無と海外勤務の志向との関係が見られました。
(※1) 当社2011年新卒就職活動調査(2010年5月実施、回答5,267名)より
参照: http://www.leggenda.co.jp/news/press/20100629-01.html 

< 1.男性の約半数が海外勤務を許容 >
希望する勤務地に関してどのように考えているか尋ねたところ、男性学生では『海外で働きたい』、『海外で働いても良い』と海外勤務の許容を約半数が回答した反面、女性学生の『日本国内で働きたい』、『日本国内の地域限定で働きたい』との国内志向の回答が67%となりました。さらに、『日本国内の地域限定で働きたい』では男女で20ポイント以上の差が見られ、性別による勤務地に対する考え方の違いが浮き彫りとなりました。

【 Q. 希望する勤務地に関して、あなたの考えに1番近い内容をお選びください。 】

< 2. 留学経験13.6%、留学経験者の7割が海外勤務を許容 >
就活生の内、3ヵ月未満の短期留学を含めなんらかの留学経験者は13.6%、2年以上の留学経験者はわずか1.0%ということがわかりました。

また、留学経験の有無による希望勤務地の志向を見ると、『海外で働きたい』『海外で働いても良い』と海外勤務を許容する回答は、留学経験ありでは70.3%、留学経験なしでは36.5%、さらに留学経験なしの『日本国内で働きたい』『日本国内の地域限定で働きたい』という国内志向の回答は63.5%となり、留学経験による希望勤務地への意識の差が大きく見られました。

【 Q. 希望する勤務地に関して、あなたの考えに1番近い内容をお選びください。(回答は留学経験で分類) 】

< 3. 大手志向は留学経験に因らず >
就職先として希望する企業規模に関してどのように考えているか尋ねたところ、留学経験の有無や留学期間に因らず、就活生の各半数以上が『大手企業が中心』『大手企業ならびに大手企業グループ会社が中心』と回答しており、留学経験が就職先として希望する企業規模に影響していないことがわかりました。

【 Q. 一般企業への就職先で、希望している企業規模を1つお選びください。 】

【 レジェンダ・コーポレーションの見解 】
昨今、企業経営のグローバル化の加速に伴い、新卒採用においてもグローバル人材の獲得が課題となっており、留学経験を持つ学生が企業人事に注目されています。今回の調査からは、就活生のうち留学経験者は十数%、2年以上の留学経験者は1%と、企業側から見ると留学経験者に対する採用活動は“採り合い”の状況が伺えます。

いわゆる“内向き志向”とも見える『日本国内で働きたい』『日本国内の地域限定で働きたい』という就活生は、留学経験なしが6割を超え、見聞・経験の差が志向に大きく影響していると考えられます。また、男性より女性、理系より文系で10ポイント前後多くの回答があり、これは、男女では女性がライフステージの変化を意識していると推測され、文理では理系学生が専門性を活用できるフィールドを期待していると推測されます。

一方、希望する就職先の企業規模は大手企業・大手企業グループを回答する割合が高く、世界的に続く不況から“安定志向”の意識に留学経験は影響していません。

不況、就職活動の早期化・長期化という現在の環境が、学生の留学経験の機会に影響し、内向き志向を醸成しているとも見えます。学校・企業が学生に対して海外との交流や留学の機会を提供していくことが、内向き志向から海外志向へ変化させる一手段になると考えます。

【 学生アンケート調査概要 】

調査対象:2012年4月入社を希望する新卒の大学生・大学院生174,316名
調査方法:インターネットによる調査(当社アンケートWebサイトより回答)
調査期間:2010年11月10日(水)〜11月16日(火)
有効回答数

:16,171名(文系男性3,835名、文系女性6,038名、
��理系男性4,175名、理系女性2,123名)

:16,171名(文系男性3,835名、文系女性6,038名、
��理系男性4,175名、理系女性2,123名)

本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。

レジェンダ・コーポレーション http://www.leggenda.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・12月24日

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