ワイキューブが中小ベンチャー企業向けに
営業組織化コンサルティングサービスを開始
人材採用コンサルティング企業のワイキューブ(東京新宿区、安田佳生・代表取締役)はこのほど、中小ベンチャー企業の業績アップに必要不可欠な営業戦略をコンサルティングする“営業組織化コンサルティングサービス”の各商品を発売開始しました。
高度成長期の「物を作れば売れる」時代からバブル期の「商品がよければ売れる」時代を経て、「良い商品であること」を前提とした「売り方が良くなければ売れない」時代になりました。商品ごとに顧客の志向やニーズを的確に捉え、それに適した営業方法へと切り替えられる企業が成長する時代であるともいえます。
また、「売上が思うように伸びない」ことに悩む企業経営者の約7割がその原因を「営業力不足」であると考えています(中小ベンチャー企業経営者「経営課題」アンケート調査、2005 年7月ワイキューブ調べ)。同社は、設立以来延べ3000社を越える中小企業の経営者に業績・人材に関するコンサルティングサービスを提供してきた経験から、多くの中小企業経営者が苦悩する戦略立案に不足している以下の2点に着目しました。
(1) 業績が伸びている、もしくは伸びていない原因の把握
(2) 自社にとっての営業とは具体的にどのようなものであるかの認識
中小企業の業績向上のためには、(1)(2)を細分化して問題点を明確化し、適切な課題解決策を講じる必要があります。同社は、自社の業績V字回復から現在に至るまでの営業戦略を基に、(1)(2)から課題を導き出し、業績アップを実現するコンサルティングサービスを開発・商品化しました。
営業組織化コンサルティングサービスは、中小企業の業績を伸ばすために必要となる3 つのポイントに注目した、以下の商品から構成されます。
(1)マーケットリサーチ:「業績の要因を知る」
今後の営業施策立案のために必要不可欠となるマーケットリサーチ。社内、競合、消費者、マーケットを調査することで、企業の業績が「なぜ伸びているのか」「なぜ伸びないのか」を把握し、経験や感覚に頼らない科学的な戦略立案を実現し、業績向上の礎を築きます。
(2)集客力強化コンサルティング:「売れる仕組みづくり」
営業プロセスの中の“顧客となる見込みのある”層を作る集客部分を強化するための戦略を立案し、必要販促ツールを整備。商品力のある商品が売れる仕組みを整えます。
(3)営業力標準化プログラム:「売れる営業プロセスの標準化」「売れる人材の採用」
社内で最も売上をあげている営業パーソンの営業プロセスを調査分析し、標準化。この営業プロセスで業績をあげる人材を採用します。
1.社内調査:社内で最も営業成績のよい営業パーソンの営業プロセスの調査・分析
2.標準化:営業プロセスを全営業パーソンが実行できるようモデル化
3.ツール作成:営業プロセス及び効果を標準化するためのツール作成
4.研修:ツールを用いた標準化された営業プロセスの実行及び浸透のための研修
5.採用:標準化されたプロセスを実行できる(=売上を上げられる)人材の採用
(ワイキューブ http://www.y-cube.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・7月21日)