毎日コミュニケーションズ
2011年卒マイコミ学生就職モニター調査・1月の活動状況
毎日コミュニケーションズ <以下、マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2011年卒業予定の学生を対象とした「2011年卒マイコミ学生就職モニター調査 1月の活動状況」の結果を発表しました。概要は以下の通りです。
【 調査結果の概要 】
■ 「エントリーシートの提出」が進む一方で「1次面接を受けた」という学生の割合は前年比減少
1月の就職状況を見ると、前後半ともに「個別の企業セミナーに参加」、「企業からエントリーシートを取り寄せた」、「企業にエントリーシートを提出した」などと回答する割合が、対前年で増加している。特に「エントリーシートを提出した」は前半10.2pt、後半4.0pt増加している。
その一方で、「1次面接を受けた」割合は前年比で、前半2.6pt減、後半2.5pt減少した。学生は企業研究など積極的に行っているものの、採用する企業側の活動は前年に比べると選考活動自体あまり進んでいないようだ。
■ 就職活動終了予定時期は前年より後ろ倒し。企業選択は「企業規模にこだわらず活動」
就職活動の終了予定時期について尋ねたところ、「5月上旬」が23.6%で最も高く、次いで「5月下旬」が19.6%、「4月下旬」が16.3%という結果となった。前年と比較してみると、「5月下旬」までに終了すると回答した割合が累計で75.7%だったのに対し、今年は累計で67.3%となり、8.4pt減少した。厳しい就職環境を予想してか、終了時期が前年より後倒しになると推測する学生が増えているようだ。
また、今後の就職活動の方向性について聞いたところ、仕事軸では「仕事内容重視」(36.5%)が最も高い結果となった。企業軸では、「大手企業中心に活動」(41.3%)が前年より6.3pt減少し、一方で「企業規模にこだわらず活動」(44.2%)が最も高く、前年を3.9pt上回る結果となった。
■ 学生が企業に公開して欲しい情報「面接・選考のポイント」
学生が企業に公開して欲しい情報は、「面接・選考のポイント」(51.3%)、「社内の雰囲気」(51.2%)、「離職率」(48.1%)が上位項目となった。これを男女別で見てみると、女子は福利厚生面(産休や育休制度の利用率・残業・休日出勤の有無)や社内環境(社内の雰囲気)などの働きやすさを重視している一方、男子は年収やボーナスなどの給与面(年齢別平均年収)に興味を示しているようである。また、「安定している」と思う項目について聞いたところ、モニター学生の6割以上が「会社の財務状況」(62.4%)と回答しており、次いで「従業員数」(49.2%)と5割近くを占め、財務状況と従業員数をひとつの判断材料としているようだ。
【 2011年卒 マイコミ学生就職モニター調査 概要 】
※ 1989年からモニターアンケートを実施
調査内容: 就職活動状況の定点調査
調査方法: Web上のアンケートフォームより入力
調査期間: 2010年1月28月〜2010年1月31日
調査対象: 2011年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生
モニター3,763名 有効回答率33.6% 回答数1,263名(文系男子265名、理系男子383名、文系女子303名、理系女子312名)
※ 調査結果の詳細は採用サポネットで公開しています
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・2月10日