マンパワー・ジャパン、「障がい者支援センター」を新設
総合人材サービスのマンパワー・ジャパン(神奈川県横浜市、取締役・代表執行役会長兼 社長:ダリル・グリーン)は、「障がい者支援センター」を、2月5日に新設します。
今回新設する「障がい者支援センター」は、企業による障がい者の方々の雇用促進と障がい者の方々に対する雇用機会の創出を目的とし、マンパワー・ジャパンの人材紹介本部(東京都・中央区)に設置されます。今回の事業推進にあたり、障がい者の方々の雇用促進を専門に行っているマンパワー・ジャパンの特例子会社「ジョブサポートパワー 株式会社」(本社:神奈川県・横浜市、事業所:東京都・立川市)が協働で支援を行います。
■ 設立の背景
マンパワー・ジャパンでは、特例子会社「ジョブサポートパワー株式会社」において、2001年から障がい者雇用における豊富な知識と実績を積み重ねており、現在に至るまで多くの障がい者の方々に就業機会を提供してきました。
また、2010年7月に予定されている障害者雇用促進法の改定および施行に向けて、企業による障がい者雇用のニーズは更に高まることが予想され、障がい者の方々の就業支援が不可欠となります。同時に、企業が障がい者の方々を雇用するためには、就業可能な人材の不足、様々な制約事項や法制度の理解など多くの課題が残されていることも事実です。
■ 障がい者雇用に関するコンサルティング及び人材確保の支援を強化
新設する「障がい者支援センター」では、マンパワーが提供している人材紹介サービスと、障がい者雇用を専門に行っている「ジョブサポートパワー」が協働で、企業による障がい者の方々の雇用促進を支援します。これにより、働きたいと考える障がい者の方々に合った仕事や企業を見つけ、具体的な就業形態などを含め、より企業のニーズに沿った人材を紹介することが可能となります。
また、障がいの種類や特性をよく理解している専任の担当者が障がい者の方々一人一人の希望に沿った対応をすることで、就業を希望する方々と人材を必要とする企業とのより的確なマッチングを目指します。当サービスは、まず首都圏で開始し、今後対象地域を全国に拡大していく予定です。初年度は、約240名の登録者数を目指します。
■ 「障がい者支援センター」が提供する主なサービス
(1) 障がい者紹介・紹介予定派遣:
求人案件の紹介、登録手続き、必要書類の作成、顧客対応など、障がい者の方々の登録から紹介まで一連の業務を包括的に行います。
(2) コンサルティング:
障がい者雇用について、企業ごとに異なる悩みを共有し、業務探索・創出、採用職種提案、教育・研修、採用代行などをはじめとし、雇用率問題に至るまで、様々な課題に対する解決策を提案します。
マンパワー・ジャパンでは、障がいをもつ誰もが職業を通して社会参加できる「共生社会」の実現を目指します。また、今後、障がい者の方々の自立を積極的に支援するための中心的な役割を担っていきたいと考えます。今後も、障がい者雇用においてマンパワーが長年培ってきた人材ネットワークに基づき、障がい者の方々を必要とする企業に対して、より迅速な人材サービスを提供していきます。また、キャリアカウンセリングやキャリアアッププログラムの実施、実務研修の充実、病院や特別支援学校などとの連携を通じ、障がい者の方々が働きやすい環境整備に引き続き注力していきます。
◆ ジョブサポートパワー株式会社
マンパワー・ジャパン株式会社の100%出資により2001年1月に障がい者雇用専門の特例子会社として設立しました。2010年1月1日現在、身体・精神・知的の障がいをもつ116名の方々が勤務しています。ジョブサポートパワー株式会社の全従業員の93.5%が障がい者の方々です。主な事業内容は、訪問マッサージ事業、人材紹介事業(有料職業紹介)、特定派遣事業、事務処理業務サポートです。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
マンパワー・ジャパン http://www.manpower.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・2月2日