アドバンテッジ リスク マネジメント
東京工業大学、教職員・学生を対象に、学外のメンタルヘルス相談窓口を設置
アドバンテッジ リスク マネジメント(東京都目黒区、鳥越慎ニ・代表取締役社長、以下: ARM)は、国立大学法人東京工業大学(以下:東工大)の全ての教職員、学生を対象として、学外のメンタルヘルス相談窓口の運用を、2010年2月1日より開始します。
東工大は、従来から学内に心の健康に関する相談室を設置し、積極的なメンタルヘルス対策に取り組んできましたが、相談者の利便性を向上し、メンタルヘルス不調者の早期発見・早期対応を通じて予防効果を更に高めるために、新たに外部相談窓口としてARMのカウンセリングサービスを導入しました。
1. 導入の背景・目的
職場のストレス問題が深刻化する中、学校教職員に関するストレスも増大の傾向にあります。文部科学省の調査によると、2007年度の全国の教職員の精神疾患による病気休職者は4,995人にのぼり、2006年度と比べて320人増え、休職者の62%を占めます。また、(独)日本学生支援機構の2006 年の調査では、48.8%の大学でうつ病などの精神障害に関する学生相談が増加しており、学生のメンタルヘルスも悪化の傾向にあります。
東工大では、従来から学生相談室に加えて、学内にハラスメント相談・メンタルヘルス電話相談窓口、保健管理センター内のカウンセリングなど、学内での取り組みを積極的に進めてきました。
更なる取り組みとして、相談者の利便性や予防効果を更に向上するために、全ての教職員と学生を対象とした外部のメンタルヘルス相談窓口を導入することになりました。外部相談窓口では、学内の相談室が開いている平日昼間に加え、夜間や休日中の対応も可能となります。
2. 導入サービスの内容と特徴
(ア) サービス内容
・ 対面カウンセリング 9時〜22時、土日・祝日も対応(年末年始、特別休館日を除く)
・ 電話及びメールカウンセリング 24時間、年中無休(年末年始、特別休館日を除く)
(イ) 特徴
・ 厚生労働省がメンタルヘルスに関する優良な外部相談機関の確保を図る目的で推進している促進事業に基づき、優良な相談機関として国内で初めて認定を受けたカウンセリングの品質と体制
・ 臨床心理士・産業カウンセラーの有資格者による、短期間で問題解決を支援するための、最新の認知行動療法を取り入れたカウンセリング。キャリアカウンセリングにも対応。
・ 初回の面談で希望者には精神科医が面談し、医療機関への適切な連携を行うとともに、夜間や休日、緊急時の対応ができるなど、必要な機能・体制が整備されている
3. 対象者: 全ての教職員(非常勤教職員を含む)と学生
4. 実施開始日: 2010年2月1日(月)
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
アドバンテッジ リスク マネジメント http://www.armg.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・1月14日