マンパワー・ジャパン、人事コンサルティングサービスを開始
総合人材サービスのマンパワー・ジャパン(本社・神奈川県横浜市、取締役・代表執行役会長兼社長:ダリル・グリーン)は、12月7日から、人事コンサルティングサービスを新たに開始します。
今回開始するサービスは、ITを中心とした専門分野における人材サービスに特化した「マンパワー・プロフェッショナル本部」が提供するものです。
マンパワー・ジャパンでは、採用募集職種に適した有能な人材を的確に採用したいという企業のニーズの高まりを受け、この度、人事コンサルティングサービスを開始することとなりました。今回提供するサービスは、人材の採用及び選考プロセスに焦点を当て、企業が求める質の高い人材を迅速に採用するための支援を目的としています。具体的には、企業の採用担当者との綿密な打ち合わせの上、採用に関する課題や現状を把握し、施策の立案、及び企業の希望に沿った人材選考プロセスの導入まで、採用に関する一貫したサービスの提供が可能となります。
また、マンパワー・ジャパンの社員採用における募集から入社までの採用プロセスに基づき、年間数万人の派遣スタッフの面接を通して培ってきた面接の成功事 例や経験を生かし、客観的に応募者を評価するノウハウを提供します。
【 人事コンサルティングサービスの主なメリット 】
(1) 職種別採用評価基準の策定:
マンパワーが独自に開発した職種別の採用評価基準に基づいた評価シートを使い、応募職種に必要な項目を30のコンピテンシー群から選択します。これにより、採用側は、応募者が業務に必要なスキルを備えているかどうかをより的確に判断することが可能となります。
(2) 面接官向けワークショップ[1]:
採用戦略を成功させるための重要な要素の一つは、採用側の面接官のスキル向上であり、そのための面接官向けワークショップを提供します。初めて面接を担当される方々を中心に、評価基準の明確化及び重要性に対する理解の醸成、面接官の応募者に対する「質問スキル」の向上を中心にワークショップを行います。
(3) 面接官向けワークショップ[2]:
従来型の面接に加え、マンパワーが独自に作成したコンピテンシーリストを活用し、応募者の業務に対する資質とスキルを的確に判断する為の面接手法をトレーニングします。これにより、面接官は、体系的且つ客観的に応募者を判断するスキルを身につけることが可能となります。
(4) 職種別スキルアセスメント:
「経理」「ITエンジニア」の2職種についてのスキル測定プログラム。 これにより、職種特性に沿ったより的確なスキルの測定が可能となります。さらに、マンパワーのグループ企業であるキャリアハーモニー社が開発した適性診断テスト「キャリアハーモニー」を活用し、基礎的な能力、資質、適性を判定し、職種ごとに求められる能力を客観的に判断します。
現在、マンパワー・プロフェッショナル本部では、HRソリューション、IT(システム運用)ソリューション、ビジネスソリューションの3つを柱としたソリューションサービスを展開しており、今回、人事コンサルティングサービスを新たに追加することで、より付加価値の高いサービスを提供することが可能となります。
今後、日本の労働市場では、少子高齢化による労働力不足が懸念されており、厳しい経済情勢の中、さらに激化する競争を乗り越えるために、企業の最も重要な資源は有能な人材だといえます。そのような人材確保のためには、効率的且つ戦略的な採用・選考プロセスが必要となります。マンパワー・ジャパンでは、長年人材ビジネスで培ってきたノウハウと経験を生かし、今後も先進的な人材サービスを創出していきます。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
マンパワー・ジャパン http://www.manpower.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・12月4日