毎日コミュニケーションズ
第1回 2011年卒学生対象調査「就職活動アンケート 10月の動き」
毎日コミュニケーションズ <以下、マイコミ>(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2011年卒業予定の学生を対象とした1回目の調査「就職活動アンケート10月の動き」の結果を発表しました。概要は以下の通りです。
【 TOPICS 】
10月の各社就職情報サイトのオープンと同時に一斉にスタートを切った2011年卒学生の就職活動。10月の段階でモニター学生の8割以上が企業へのエントリーを行い、一人当たりの平均エントリー社数は32.4社と前年より2.3社増加した。また、前年同月に比べ、業界研究や自己分析も進んでいることなどから、前年よりも早い段階から活発に活動していることがわかる。就職活動の感触については、経済・雇用情勢を反映してか、先輩達の就職活動より「厳しくなる」との声が7割以上と前年同様に多く、今後の活動への不安も強く見られた。
< 調査結果の概要 >
■ 8割以上の学生が企業へのエントリーを開始。一人当たりのエントリー社数も前年より2.3社増加。
「企業にエントリーした」という学生の割合は、10月前後半とも8割を超え、前年同月比では前半6.2pt、後半10.3pt増加した。学生一人当たりの平均エントリー社数も、32.4社と前年同月比で2.3社増加。文理男女別にみても、すべてのカテゴリーで学生一人当たりの平均エントリー社数は増加しており、10月から活発に活動していることがわかる。
■ 業界研究、自己分析なども10月から積極的に取り組む。「いずれも行っていない」は前年より減少。
10月の活動状況に関しては、就職活動初期のステップとも言える「業界研究」「企業研究」「仕事(職種)研究」「自己分析」をした学生が前年同月より軒並み増加した(業界研究:前半5.2pt増、後半4.8pt増、企業研究:前半3.3pt増、後半4.3pt増、仕事(職種)研究:前半5.6pt増、後半6.6pt増、自己分析:前半6.9pt増、後半4.0pt増)。そのほか「合同企業説明会に参加した」などの活動項目も増加傾向にある一方で、「いずれも行っていない」は前年同月に比べ減少(前半5.7pt減、後半4.0pt減)するなど、2011年卒学生の積極的な活動を裏付けた。
■ 約7割の学生が、先輩達の就職活動より「厳しくなる」と回答。「楽になる」は、1割未満。
10月の時点で「内定」を取る自信があるかどうか聞いたところ、「大いにある+少しある」が36.5%、「まったくない+あまりない」が33.5%、「どちらともいえない」が30.0%となった。また、先輩と比べた今年の就職活動について聞いたところ、「かなり厳しくなる+多少厳しくなる」が72.3%、「変わらない」は24.8%、「かなり楽になる+多少楽になる」は2.9%となり、7割以上の学生が先輩達より厳しい就職活動になると感じているようだ。さらに、現時点での学生の「不安」で最も回答割合が高い項目は「就職できるかどうか」の72.0%で、前年同月比で17.0pt増加。また、「志望企業や業種を絞りきれない」を「不安」の項目にあげた学生は31.7%と前年同月比から22.7pt増え、回答割合の伸びでは最も大きかった。
【 2011年卒 マイコミ学生就職モニター調査 概要 】
※1989年からモニターアンケートを実施
調査内容: 就職活動状況の定点調査
調査方法: Web上のアンケートフォームより入力
調査期間: 2009年10月30月〜2009年11月1日
調査対象: 2011年卒業予定の全国大学3年生及び院1年生
モニター3,685名 有効回答率54.4%
回答数2005名(文系男子424名、理系男子530名、文系女子520名、理系女子531名)
※ 調査結果の詳細は採用サポネットで公開しています
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月18日