【パソナキャリア】「中途採用の面接」に関する調査結果を発表
パソナキャリアでは、『中途採用の面接に関する調査』を実施しましたので、その結果をご案内いたします。
【 調査結果概要 】
■ 面接でいやな思いをしたことのある転職希望者は32.9%。
■ 面接時にうけた印象が実際の入社決意に影響する方は転職希望者のうち、90.9%。
■ よい印象につながる面接官の応対は「面接時に入社後のイメージを具体的に説明してくれる」「職務経歴書の内容を理解してくれている」「面接時に仕事内容について説明をしてくれる」の順に。
【 調査結果詳細 】
転職希望者で、中途採用の面接を受けたことのある方のうち、面接時にいやな思いをしたこがある方が32.9%となりました。具体的にどういった経験かを伺うと、「態度が高圧的で何を話しても否定的だった」「面接室で長時間待たされ謝罪なく肘をついたりしながら面接を行われた」といった面接官の応対、「面接会場や時間が何度も変更になり、最終的に会場が喫茶店になった」「待ち時間が長く、社員の無駄話が聞こえてきて、悪い印象を受けた」といった面接の環境に関する声が多くあげられました。
面接時に受けた印象が最終的に入社の決意に影響するかどうかを伺ったところ、「とても影響を与える」(42.8%)「まあまあ影響を与える」(48.1%)をあわせて90.9%にのぼりました。特に20代前半では影響度合いが高く、一方で、30代後半、40代は全体と比較すると影響度合いが低いため、そのほかの要因で入社の決意をしていることがうかがえます。
面接官の応対でよい印象につながる応対で最もあてはまるものは、「面接時に入社後のイメージを具体的に説明してくれる」(22.8%)、「職務経歴書の内容を理解してくれている」(19.0%)、「面接時に仕事内容について説明をしてくれる」(17.7%)の順にとなりました。
経済環境の悪化により、買い手市場といわれる転職市場ですが、転職希望者側も面接時は入社する会社を判断する場として、面接官の応対や理解度、面接環境を確認してみるとよいかもしれません。また、企業側も転職希望者に判断される場であるということを認識して、面接の応対をすることが望ましいといえるでしょう。
【 調査の概要 】
調査方法: パソナキャリアにご来社いただいた転職希望者に対してアンケート用紙にて回答を回収
調査期間: 2009年8月1日〜2009年8月31日
回答件数: 551件
パソナキャリア http://www.pasonacareer.jp /同社プレスリリースより抜粋・10月27日