マンパワー・ジャパンが派遣登録時に
オンライン適性テストを導入
総合人材サービスのマンパワー・ジャパン(東京都千代田区、尾野博・代表取締役社長)はこのたび、同社に派遣登録を行なう際の適性テストの一つとして、職種別に適性能力を判定できるオンライン適性テスト「CareerHarmonyアセスメントマネージメントシステム」(以下、キャリアハーモニー)を導入します。
失業率が少しずつ改善傾向にある中で、同時に雇用のミスマッチという問題が浮上しています。キャリアハーモニーは、協調性や注意力などのヒューマンスキルや、登録者が希望する職種への適応性を、いくつかの能力テストを組み合わせることで判定することができます。また、オンラインシステムによる自動採点で即提示ができるため、登録者はその後の個別インタビューで判定結果を基にカウンセリングを受けたり、登録者の能力や適性をより正確に把握することが可能になります。
また適性テストの結果をウエブを介して、同社の高度情報検索システムPowerBase−J(パワーベースJ)に取り込むなどのインテグレーション機能も備えています。同社は、このシステムの導入により、雇用のマッチングをさらに強化するとともに、仕事案件に対する候補者選定業務にかかる時間の縮小による生産性の向上を図ります。
対応職種は、「オフィス業務」「セールス」「IT」を含め、5つに分かれていますが、当面は東京・大阪地区にある派遣登録拠点パワーネットにおいて、「オフィス業務」を希望するスタッフに対して実施します。
(マンパワー・ジャパン http://www.manpower.co.jp/同社プレスリリースより抜粋・6月9日)